2008年10月 3日 (金)

枠なし引き戸

Asazatsudoaweb竪枠や上枠を見せない引き戸です。

上の写真は、リビングの入り口の建具を、リビングから見て一枚の板だけに見せるようにした例です。

ライムコート塗りの壁面と共に、扉をすっきりと納めながらも存在感を持たせることを意図したものです。

扉の裏手に特殊な金物を取り付けること等により可能となるもので、実際の開口よりも大きめの建具とする必要があります。

Asadoakanaweb

下の写真はリビングのテレビやAV機器を隠したもの。

日常のテレビをつけていない時や来客時には、この建具でテレビ類を隠しています。

扉面は家具用レザーの太鼓貼りです。

Nteidoaweb

既製品の組み合わせでつくる住まいではあり得ないだろうもののひとつです。

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2008年9月26日 (金)

基本案のプレゼンテーション

先日、家づくりをご計画されている方へのプレゼンテーションを行いました。

ご要望や懸念されていること等、さまざまなことをお伺いした上で、敷地を視察したり、法的な規制内容を調べ、まずはスケッチから描き始め、今後の打ち合わせのたたき台とする為の案をつくって資料としてまとめます。
これは、どのケースでも同様です。

スケッチを描き始めると、少し前提条件を変えるだけでさまざまな案ができるものですが、ここで大きな分かれ道があります。

・同じような条件であっても、さまざまなパターンのプランが出てくるもの。
・反対に、これがお勧め案という形にプランが集約していくもの。

これまで多くの設計を手掛けてきましたが、この要因が何にあるのかは今だにつかめません。

今回スタディをした物件では前者となりました。

敷地は決して広くなく、法的な制約も厳しいものでしたので、当初はプランを考えるのはかなり難航するか、或いはあまり多くの可能性がなく、限られたタイプのプランになるかと思っていましたが、実際に手を動かすとさまざまなパターンが出てきました。

先般「一日一案」というタイトルでこのブログに記載しましたが、
第1回目のお打ち合わせ用として今回作成したプランは14案。
今回はCAD化せず、手書きのスケッチのままでのプレゼンテーション。

これをどこまで、建て主さんにお見せするかも考えましたが、結論としては、とにかくこちらの考えたものは全てお見せしようということとし、それぞれのプランのメリットとデメリットを比較表としてまとめ、総合評価としては、建て主の方が判断するように空欄としてまとめることとしました。

もちろん、メリット、デメリットも考えようによって変わるものではあります。

自分なりの設計手法や進め方は身につけているつもりではありますが、

ケースごとに異なる進め方になること

ケースごとに異なるプレゼンテーションになること

パターン化しないことは合理的ではないかとも思いますが、実は「設計の最も面白い部分」のひとつです。

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2008年9月21日 (日)

地業は?

先日から、我が家の近所で大手住宅メーカーによる戸建て住宅の建築が始まりました。

地下付きの家ですが、昨日、午前中に土を掘り終えたと思っていたら午後には捨てコンクリートだと思われる生コンを流しこんでいました。

アレッ
転圧とか砂利敷きはやったの?
省略?

という感じ。

つきっきりで見ていた訳ではないので分かりませんが、
監理者は?
工事写真は撮ってある?

等々、人の家ながら心配になってしまいます。

誰かに話すべきかとも思いますが、それもいらぬお節介?

これも職業病のひとつです。

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2008年9月16日 (火)

管理建築士講習の申し込み

200809161156000

本日、管理建築士講習の申し込みに行ってきました。

この講習は平成18年12月に公布された新建築士法に基づき、建築士事務所を管理する建築士に対して受講が義務づけられたもので、今回は本日から26日までが受付期間というものです。

9時30分からの受付でしたが、9時に受講料(¥15,750)を郵便局で振り込み、申し込み会場に着いたのが10時30分。

申し込み場所では整理券が配られていて、私は630番目sweat01
書類の受付は、おおよそ3時間後との事sweat01sweat01

そもそものこの制度の意図もよく分からない点が多いのに加え、昨年6月から始まった新しい建築確認手続きにおいてさまざまな混乱が生じたのと同様、受付態勢の不手際にも呆れるばかり。
今回の一連の建築法規や建築士制度の改正は、これにより姉歯事件以降明るみに出てきたさまざまな不正に対して、抜本的な改善が図ることができるのかどうかも疑問の多いもの。

例えば、かつてのシックハウス対策。
材料規制もされましたが、建築上での対策は、24時間換気システムの設置義務化という、抜本的な対策からは程遠いものでした。

そのような観点からは、一連の手続きの厳格化よりも、施工段階や完成時のチェックの厳格化の方がよほど効果的だと思うのですが...。

大学入試同様、日本は入り口を制約するのが好きなようです。

朝一番に並ばなかった後悔もありますが、つい愚痴が出てしまいます。

早起きは三文の得

その通りですね。
(このブログはここまで、退屈な待ち時間に作成)

結局、受講の申し込み書類を提出して受講票を受け取れたのは午後の3時になっていました。

待ち時間中はこのブログを書いたり、受付会場の隣のリビングデザインセンターOZONEに行き、いろいろと情報を仕入れたりはできました。
(特に建築家5人展の第3弾「犬と暮らす家dog」、ノルディックフォルムで展示していたソファー「シエスタ」は、非常に興味深いものでした)

とはいっても、小さなアトリエ主宰者にとっては(?)特に貴重な時間。

時は金なり
時は知恵を出す為に最も大事なもの

お上の決めごとに振り回された1日でした。

きっと私と同じ思いをした建築家の皆さん他、管理建築士の方々も多かったのではないでしょうか。

ちなみに、明日で東京会場での受講は満席になるようです。

PS.

さて、ようやくこれから本業開始!

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2008年9月12日 (金)

防災対策-食料備蓄

先日、近所のホームセンターに買い物に行った際、非常用食料のコーナーがありました。
最近設置されたコーナーのようでしたが、そこそこの品揃え。
多分、防災の日に合わせて設けたコーナーだと思います、
他の用事で行ったのですが、つい見入ってしまいました。
お湯でもどすだけのフリーズドライの白米や赤飯、お餅等。賞味期限は約5年。
最近は、結構賞味期限の長いものがいろいろと出てきたようですね。
値段も手頃だったので、少しではありますが購入してきました。

ところで、地震情報のサイトを見ると、首都圏直下地震が起こった場合、
水道の断水復旧には約30日(目標値、阪神・淡路大震災時の実績は42日)
ガスの復旧には55日(同、85日)
電気の復旧には6日(同、6日)
とのこと。
つまりガスは2ヶ月、最も短い電気でさえ約1週間は使えなくなるということのようです。
確かに想像すれば理解できますが、実際に自分の身に起こったら、この時間ははるかに長く感じるものだということも容易に想像できるものです。

ここで、自分は?我が家は?と考えると、
帰宅:体力にはまだ自信がある(?)ので、多少仕事で外に出ていても帰宅は可能
(と思っています)
家:都内でも比較的地盤の良い立地でもあり、建物の耐震性は大丈夫
(と信じています。自分の設計したものだけに...。大規模火災には不安はあるものの)
とすると、問題はやはりライフラインの寸断。
食料:食べざかりになりつつある子供達を考えると、数食分ではとても不安。
水:「人間1人が1日に必要な飲料水は3リットル。生活用水になると1日6リッ トルもの水が最低限必要」とのこと。
とすると家族4人が3日過ごすだけで3×4×3=36リットルの飲料水。
(これは2リットルのペットボトル6本入りのケースが3ケース必要ということ)
生活用水とするとその倍の水が必要。3日間以上給水がなされないとすると更に...
とてもそんな備蓄はありません。
カセットコンロ:2ヶ月分のカセットボンベ?
(電気の復旧が早いとすると電気コンロ?)
その他、電池、ローソク、ラジオ.....

ところで、私は家の設計をする際、玄関の収納は下足の量よりもかなり広めに収納棚を設けるようにしています。
私の自宅もそうですが、玄関の収納スペースというのは、下足の他に外で使用するものをしまいたい所でもあり、また災害時の非常持ち出し品を置いておくにも最適な場所だと考えていることによります。
もちろん、上記のような防災用品全てを置くことができるものは難しいでしょうが、防災用品を考えることと共に、その置き場所を確保しておくことも家づくりにあたっては大切なことだとあらためて考えさせられるものです。

考え始めるときりがなさそうですが、しっかりと考えておかなければいけないものですね。

2週間遅れで考えた「防災」でした。

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住宅設計者のセカンドオピニオン

家づくり(プラン)のセカンドオピニオンサービスを始めました

家づくりのご相談やご依頼を受ける中で、
計画の最初に、まず住宅メーカーのモデルハウスに行かれたという方は多くおられます。

そのような中で、
「このプランでは満足できない」
「この間取りが本当に一番良い?」 
「自分達の思っているような家にならない」
「担当の設計士は、言ったことは直しても全体としては希望の家にならない」
「メーカーによるカタログからの寄せ集めの住まいには満足できない」

このような悩みから、当方にご相談に来られる方がおられます。

これまでは、あくまで個別の事例として応対をしてきましたが、
私の助言によって、不安が解消されたり、満足できる家とすることができたといった事例を重ねてきて、このたび、
プランのセカンドオピニオンサービス
を始めることと致しました。
言いかえれば、「第3者の所見」或いは「第2の意見」というものです。

依頼をしている住宅メーカーや工務店には直接相談しにくい
相談の仕方がわからない
他に相談できる人もいない
依頼をしている住宅メーカーの担当者は本当にその道の専門家なのだろうか?
担当者にあまりいろいろと言うと気を悪くするのでは?

といったことで、直接聞けないこともあるでしょう。

また住宅メーカーや工務店による家づくりは、どうしても造る側の論理が優先し、
「業者が本当にあなたの立場になってくれているるか?」
は疑問なものです。
もちろん非常に良心的な業者さんもおられるでしょうが、だからといって
建て主の立場を優先しているか
業者側の都合の良い計画ではないのか
設計の能力や意欲が高いか

ということとは別問題です。

設計者は、設計のプロとして建て主の方の立場で適切なアドバイスをするのが役割です。
また第3者の立場だからこそ気兼ねなく発言ができるものでもあります。
もちろん最終判断をされるのは建て主さん。

判断がしやすいようにさまざまな角度から、
利点や欠点を提示したり
別案を提示したり

というアドバイスやサポートをさせて頂こう
というのが、このたびの当方のセカンドオピニオンサービスです。

敷地を充分に活かしたプランか?
予算に合っているプランか?
もっと合理的な家、
  もっと明るく風通しの良い家にできるのでは?
デザインの良さや遊び心もそなえた家
そして何よりも、建て主の方が満足できる家

にするためには、という視点で
プランをさまざまな観点から検討するものです。

詳しくは下記、当方のHPをご覧ください。
http://www.atelier-n.com/2nd-opin.html

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2008年9月11日 (木)

建築相談-調整役

設計の業務をしていると、設計以外の相談もあるものです。

建物完成後のトラブルや訴訟に関する相談、近隣トラブル、工事上のトラブル、マンションの騒音の問題等さまざまです。
知人や知人の知り合いといった関係からのお話や、HP等からご連絡を受けるものです。

できるだけご相談に乗るようにしているのですが、先日受けたお話は
「近隣に建つことになった新築住宅」について。

ご自身の家の南側に3階建ての住宅が建つことになったものが、違法なものではないか確認したいというご相談。
最も多い種類のお話です。

まずはとにかく新築される住宅の図面を入手、建物の内容を図面上で確認して、法的に不明な点など、相手側へ問い合わせる内容や質問状作成のお手伝いを行うなどをして建物内容を確認、あとは工事段階で違法行為が行われないか見守っていきましょうということになったものです。

本来は、当事者間でのコミュニケーションがうまくいっていれば私が出ていくようなものではないのでしょうが、一方では当事者間だからこそ話がしにくいことというのこともあるものです。

2世帯住宅の設計でも世帯間の調整役としての存在が必要な場合もあります。
設計監理というのもある意味では現場の調整役。

設計者は調整役として期待されることが多いものです。

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2008年9月 9日 (火)

モザイクタイル-キッチン

[住まいの豆知識] ブログ村キーワード

Ara2fliv05web

キッチン廻りをモザイクタイルで仕上げたものです。

キッチン廻りはクリーンに白で統一しながらも、冷たい印象、プレーンなものではなく、むしろ「可愛らしさ」をという建て主の方のご要望によるものです。

Ara2fliv08web_2タイルの目地割付けに基づいて耐水パネル等で下地をつくり、これに白いモザイクタイルを貼りました。

当然キッチンカウンターも白い人造大理石。

日頃、木との組み合わせによりシンプルでありながらもナチュラル感のあるキッチンとすることが多い中、ここでは見えがかり部については少し変わったコンセプトとしたものです。

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2008年9月 5日 (金)

玄関のベンチ

[設計事務所] ブログ村キーワード

Simgenweb

住まいの設計をしていて、提案すると喜ばれるもののひとつに玄関のベンチがあります。
必ずしもどの家にでも設置できるものではありませんが、玄関廻りのスペースに多少でもゆとりのある場合にはお勧めです。

玄関の外に設置する場合

内部に設置する場合

時にはその両方に

設置する場合があります。

上の写真は玄関の内外にベンチを設けた事例です。

Miyaexgen01web

玄関の外に設置する場合の用途は、単に座る為のベンチというよりも、むしろ手荷物の仮置き場としてです。

帰宅時に玄関扉の鍵を開ける際に買い物袋やバッグを置いたり、宅急便や郵便物の仮置き場、飾り棚等、その用途は多岐にわたります。

(中段の写真(2枚):外部へのベンチ設置事例)

Koyagen02web

玄関の内側に設置する場合の用途は、基本的には靴の紐を結ぶことです。
年配の方にとっては、しゃがみ込んだ姿勢から立ち上がるのはつらい為、ベンチの高さで座ることができるのは好評です。

Ara1fgen01web また、ベンチの下を小物入れにしたり、飾り棚としても使用できるものです。

左写真のベンチは、ベンチ下の左手の部分は小物入れの引き出し、右手には上下の壁を照らす照明器具を組み込んだものです。

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2008年9月 2日 (火)

一日一案(プランの検討)

[住宅設計] ブログ村キーワード

先週から取り組んでいる住宅(2世帯住宅)の基本計画。
家の骨格を決める為のスタディの第一段階の作業中です。

ご要望事項を整理、敷地条件や法規、コストといったことを考慮しながら、
考え得る全てのパターン
を検討しています。
私の手法として、まずは細部にはこだわらず、とにかく考えられるパターンごとにプランを
とにかく描いて
いくこと。
全てのパターンが出尽くしたと思われる所で一度筆を置き(実際には鉛筆です)、可能性の高いものを残していくというものです。
頭と手をフル回転させなければならない時で、スタッフも同じような作業をしています。

スケッチ程度の資料ですが、建て主さんにもこの課程や全ての可能性、案の優劣の根拠などを説明することで、後になって別の考え方もあったということをなくすように意図しているものです。
もちろん最終的な方向性の判断は建て主の方に委ねることになるのですが、
「設計者として自信をもって案を提示する為」
「建て主さんが納得して次に進むことができる為」

この段階が家づくりの方向性を決める最も大切な時期です。

Studyweb

実はこの手法。
前川建築設計事務所在籍時に学んだものです。
石垣市民会館という石垣島に建設するホールの指命コンペにあたって、私の先輩達3人がひとりづつ1日に1案づつプランを作成することになりました。
当時最も若手だった私は、その案全ての模型を作る役割。
つまり毎日、1日に3人の案、3個のスタディ用建築模型を作るということをしていました。
計20個を超える模型を並べ、スタッフ全員でその案を評価していきながら案を固めていくというもので、下っ端であった私にも発言の機会が与えられ、ハードな作業ではありましたが、設計の楽しさと難しさの双方を味わった場でした。
もちろん前川先生も健在でしたので、ここでの案をチーフ達と先生がやりとりするのにも立ち会うことができたのも貴重な経験でした。

今回も、このような手法で進めていることが、建て主の方にご評価頂けるといいのですが...

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ところで、今日はまた夏の雲でしたね。
入道雲
設計の合間に目を休め、一息入れるには、本当に気持ちの良い空です。

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2008年9月 1日 (月)

過ぎゆく夏

連日の雷雨もようやくひと段落でしょうか。
それにしても台風typhoonでなく、雷thunderばかり。
不思議な天候ですね。

ところで、昨日の日中は久々に夏sunが戻ったようでしたね。

昨日はグラウンドの使用許可が出ず、急に予定していたリーグ戦が中止。
雨ではまず中止になることはないのですが、さすがに連日降り続いた雨のせいで芝の下の土が弛んでいるのでしょう。
ということで、急遽予定変更。
チームでメンバー登録しているスポーツクラブでフットサルをしてきました。
強い陽射しの中、2時間でも結構つらいものがありましたが、気持ちのいい汗をかいてきました(褪めかけていたこの夏の日焼けだったのに、またも日焼け)。

080831kumoweb

9月は残暑がきびしくなるようですが、それでも真夏の空(雲)とは少し変わってきたようですね。

昨日は飛べなくなったセミを何匹も見ました。
今日から子供たちの学校も始まり、過ぎゆく夏を何となく感じています。

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2008年8月29日 (金)

無垢板のテーブル

Ara1fwa08web

この家のご主人が日頃趣味の部屋として過ごし、時によって2世帯の家族が集まるたたみの間。
この部屋の掘りごたつ状にした部分のテーブルは造り付けとしました。
建て主の方からのご要望は
「ケヤキの無垢板」
で、
「継ぎ目のない1枚板」
との事。

建築の施工会社に依頼するよりも無垢板の専門店に直接発注した方が、
良いものが安く手に入る

無垢板は、しっかりと乾燥させないと反りやすく、反り止めをどのように考えるかも大事なものです。
更に継ぎ目のない1枚板となればなおさらの事。
専門の業者にまかせないと心配なものです。

私なりに木場や地方の木材問屋にも問い合わせをしたり、ネットで検索をして、ケヤキの一枚板を探してみましたが、素性の良い板目のものは少なく、たまたまあっても非常に高価なものでした。

そこで、以前からたまにお付き合いをさせて頂いている吉祥寺にショールームを持つ家具屋さんに問い合わせた所、数日後に2枚、候補になるものが見つかったとの事。
私のHPでも紹介をしている「ソリウッド」というお店です。
まずは写真を見せてもらい、その中からひとつを選びました。

Aratenitaweb建て主さんに実物を見てもらう為、吉祥寺にある店先にトラックで搬入してもらうことにしました。

左の写真はその時のもの。

建て主さんと共に板を確認

予想以上に素性の良い板で、建て主の方も気に入られたので、木取りの位置や方法、仕上げを確認してその場で発注。

2ヶ月程の製作期間を経て搬入、設置をしたのが下の写真のテーブルです。

Ara1fwa01web

かつて、建築は使用した木の樹齢はもつものといわれていましたが、この板もまさに一生もの
更には、利用の仕方は変わったとしても、代々引き継がれる板であってほしいものです。

なお、このテーブルは造り付けの為、脚の製作と天板の取り付けは施工会社に依頼。

80kgを超える重量の天板ではありますが、座りやすさの観点から中央部の2本の脚だけでで支えるようにしたもので、構造設計者に強度確認をしてもらった上で鉄骨を加工した脚としたものです。

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2008年8月27日 (水)

敷地の視察

[設計] ブログ村キーワード

昨日、先般家づくり(2世帯住宅)のご相談を頂いた方の建設予定地をスタッフと共に視察に行ってきました。

家の設計のスタート段階は
「ご要望の内容や懸念されていること」等をお伺いすること、
「ご要望事項と共に法的条件を整理すること」という2点と同時に、
「敷地」を見ることは欠かせません。

ある程度事前の検討をしてから敷地を見るケースもあれば、条件を把握してすぐに敷地を見るケースもあります。

いずれの場合も、敷地の「調査」という意味合いもありますが、むしろこの段階ではあくまで「視察」。

道路や近隣の状況、敷地の日照や風通しの様子を把握し、これらをどのように扱うか、
プライバシーの問題をいかに考えるか、
町並みに対してどのような建築形態とするか、
といったことを、その場でいろいろと想像してきます。

ここで考えたことを事務所に持ち帰り、実際にどのようにしていくかのスケッチを描き始めるというのが一般的な進め方です。

敷地で考えた内容でスムーズに手が進む場合もありますし、なかなかうまくいかない場合もあります。

もちろん、まだ一度「お見合い」をしただけの建て主さんですので、この後この家づくりがどのようになっていくかはまだ全く不明の段階ではありますが、ここからが

大きな楽しみの始まりであり、
生みの苦しみの始まりです。

いずれにしても
自信を持って建て主さんに提示できる案、
建て主さんに気に入ってもらえる案

にしなければ、という第一段階です。

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2008年8月22日 (金)

家の構造の選択 その2

[建築家] ブログ村キーワード

前回は木造とRC造の比較を記させて頂きましたが、今回は
木造とRC造の混構造
について。

先に記したように、木造、RC造にはそれぞれのメリット、デメリットがあります。
これらそれぞれのメリットを活かす方法のひとつとして、「混構造」があると考えています。
必要に応じて、ひとつの建物で構造を使い分けるものです。

私の自宅は木造とRC造との混構造です。
1階をRC造、2階を木造としたもので、建物内外の遮音性やコストといったニーズを両立、バランスをとることを意図した結果によるものです。

ご参考までに、上記のような混構造にすることによって可能になったメリットを挙げると、
1階足元廻りに木材を使用していないので、
・外部と1階の床をフラットにすることができ、庭が広く見え、バリアフリーという面では非常に良い
・1階の床が低いので、高さ制限の中で、比較的ゆったりと階高(天井高)が確保できる
・1階の床下が2重ピットなので、床下からの湿気が全く心配ない
・土台が2階の床部なので、土台や柱足元の腐食の心配がない
といったことと共に、
・全面的にRC造とするよりもコストを抑えることができる
・RC部は外断熱工法を採用することができ、非常に安定した温度環境が確保された
といったことが挙げられます。 

住宅では一般的に、木造のように構造計算をせずに建てられる住宅が圧倒的に多い中で、構造計算が必要になったり、現場の職種が増える、工事費が余計にかかるといった理由からだと思いますが、あまり使われることの少ない工法です。

しかし、部分的にRC造の特性を活かした住まいにしたいといったニーズがある場合には、非常に有効な手段と考えているものです。

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2008年8月20日 (水)

家の構造の選択 その1

ご自身の住まいをどのような構造とするか。
(設計のプロの人には、目新しいことを記す訳ではないことを予めお断りしておきます)

これまで出会った建て主さんの中でも、構造に関してはご要望があいまいな方、決め手がわからない方は多いものです。
また、決めていてもその理由が不明確であったり、何となくという方もおられます。
そこで、構造を迷われている方のご検討や決断にあたっての一助になればと思い、以下に私が日常、建て主の方々との打ち合わせ等の際に、助言の基準、定め方としている事をできるだけ簡便にまとめて記すことにしました。

まず、各構造の主なメリットとデメリットから

[木造のメリット]
・一般的な工法であれば、構造体に関わるコストが最も安い
・大規模であっても小規模であっても将来の増改築が比較的容易。
・耐震性に優れ、大きな地震があってもその補修が比較的容易。
(もちろん、しっかりとした設計と施工がなされていることが前提です)
・構造体自体に調湿効果があり、素材としては人に優しい素材。
[木造のデメリット]
・防音、遮音性に劣る
・耐火面で比較的劣る
・高断熱化には注意が必要
[RC(鉄筋コンクリート)造のメリット]
・防音、遮音性に優れる
・耐火性に優れる
・耐震性に優れる(特に壁式構造)
[RC造のデメリット]
・構造体に関わるコストが比較的高い
・大規模であっても小規模であっても将来の増改築が比較的困難。
・大きな地震があった(構造上の損傷を受けた)場合、構造補強が比較的困難。

ということが挙げられます。

ここでは[鉄骨造]をあえて挙げていません。
鉄骨造は柱のない大きめの空間が容易、工期の短縮、プレファブ化といったメリットはあるものの、最近の鉄骨価格の高騰によるコスト高や、このコスト上の問題を含め、上記2種類の構造に対して、2階建て程度の戸建住宅の場合には明確なメリットが少ないことから今回除外したものです(私の勝手な判断ですが...)。

また上記、木造とRC造の比較においてその「耐久性」については比較に入れませんでした。
一般的にはRC造の方が耐久性が高いといわれていますが、これは構造体の物性によるもので、住宅のほとんどは物理的な耐久性ではなく、用途上や経済性等の理由で建て替えられるのが現実です。
また、木造であっても、RC同等又はそれ以上の物理的耐久性を持たせることも可能ですし、リフォームやリニューアル、設備類の更新のし易さという観点からは木造が優位ともいえるものです。

以上のようなから、私は日本の住まいの基本はやはり「木造」だと考えています。

しかし、RC造にすべき住まいもあります。
これは今日的な外的な要因によるものと、内的要因によるものといえると思います。
外的な要因としては、騒音対策等で建物内外の遮音性を重視する場合や住宅密集地等において耐火性を重視する場合。また、木造が建てられない地域の場合等です。
内的要因としては防音室やその他特殊用途の部屋が必要な場合、屋上庭園を設ける場合等です。

また、構造については上記の他に「好み」ということもあるかと思います。
私の個人的な事でいいますと、RC造に対する憧れがあります。
子供の頃に読んだ3匹の子ブタの物語に出てきたレンガづくりの家は、まさに人を自然から守ってくれるもので、レンガ同様、重量感を持つRC造の建物は、私にとっては大きな魅力を持つものです。
もちろん石造やレンガ造はもともとは海外の文化で、日本の建築文化は木造という風土や歴史等の背景としての違いはありますが...
そのようなこともあってか、RC造の住まいの設計もこれまで手掛けています。
少し話がずれてしまいましたが、

木造か、RC造か。

感覚的な「好み」と共に、前述のようなそれぞれの構造が持つ特性を総合的に判断した上で、住まいの構造は選択されるべきものと考えています。

次回は、私の自宅でも採用した「木造とRC造の混構造」について記すつもりです。

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2008年8月19日 (火)

収納-片付けやすい家2

収納について、その8(「収納計画」についての第2回目)。

前回は収納計画として全般的な見解を記させて頂きましたが、今回は収納棚そのものについて。

原則としてモノの収納場所は、
「必要な物を必要な場所の近くに片づけること」
が基本だと考えていますが、
「その間口と奥行きをどのように決めるか」
ということも非常に大事なことだと考えています。

モノに対して奥行きの深い棚というのは、まずモノを「奥と手前」「奥と中間と手前」といったように何重にもモノを置くことになってしまうものです。
そのような意味では収納棚は、必要最低限の奥行きを定め、とにかく

奥行きを薄く、間口を広げること

が最も大切なことと考えています。

奥にしまったモノというのはまず見ることがなくなり、2度と取り出さないもの。
死物になってしまいます。
死物を置いておく場所があることは、住まいを狭くしてしまう要因ともいえるものです。

例えば洗面所。
洗面に必要なモノはほとんどが小物類で、タオル等もたためばそれほど奥行きは必要ありません。
そこで私の設計する家では、奥行きは20センチ程度として、間口を広げる為にできるだけ造り付けによる壁面収納とするようにしています。
これは脱衣場であっても同様です。

中にしまったモノの見やすさ、取り出しやすさといったことからは、

極力薄く、間口が広い収納棚を設けること

これが
「片付けやすく使いやすい収納計画」
であり、
「住まいの中にムダな場所を造らない」
ことだと思っています。

また、これらの為には
「既製品の組み合わせによる家づくりではなかなか実現が難しいもの」
「家だけでなく、収納場所も設計すべきもの」
ということも付け加えておきます。

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2008年8月18日 (月)

収納-片付けやすい家1

収納について、その7。
今回は「収納計画」全般について

収納形式は大きく2通りに分けられると考えています。

ひとつは必要な物を必要な場所の近くに片付ける「分散収納形式」。

もうひとつは納戸のような大きめな収納の為の部屋を設ける「集中収納形式」です。

どちらかの形式を選択するというよりも、

この両者をどのように組み合わせ、バランスさせるか

どのような位置に設けるか

ということが、その家の収納スタイルを決めるという事だと考えています。

これは、

その家の人の片付けに対する意識、スタイル

持っている物の種類と量、使い方

といった事により、その形態を考える必要があるものだと思います。

「モノは収納できる場所があれば、必ずそれに合わせて増えてしまうもの」

その一方で
「モノを片付けるのに必要なスペースがないのは、最初から片付けがしにくい家」

といえるものです。

家づくりにあたっては、設計の初期段階で、「モノ」の量、使用し片付ける理想の位置とスペースを充分に確認、検討した上で進める必要があるものです。

ここで、
生活スタイルの変化に伴う「モノ」の変化も見越しておく必要があることはもちろんですが、すっきりと片づいた家であり続けるために

必要以上のモノは家に持ち込まない
必要以上のモノは片付ける
必要以上のモノは家に残さない

という決意も必要だと思っています。

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2008年8月15日 (金)

HP-全面リニューアル

本日、事務所のホームページの全面リニューアル版をUPしました。

これまでのページは、私が独立後の間もない頃、仕事もあまりなかった時期にWindows98付属のソフトで作成したページをベースに更新を重ねてきたものでした。
FrontPage Expressというソフトでしたが、パソコンの知識もあまりなかった私が、マニュアル本だけを頼りに作ったのが、早いもので10年前になります。
その後IBMのホームページビルダーを購入。
今回、若いスタッフに仕事の合間を見ながら約1ヶ月半の時間をかけてリニューアル版を作成してもらったものです。

プロが作ったっものではないので技術的な面ではまだまだ稚拙な所もありますが、これまでよりも
「見やすく」「分かりやすく」、

設計者と共につくる家づくりの意義

を伝えられるようにしたつもりです。

私の設計スタイルや家に対する考え方を明記したり、プライベートの趣味のページを加えたりと、充実したページにしたつもりです。

また、自分のやっていることや方向性を再確認する作業でもあったような気がします。

これまで通り、私の手掛けた住宅の実例ばかりでなく、家づくりのアドバイスや建築家探しに役立つページ等も掲載しています。

家づくりにご興味のある方は、是非ご覧になってみてください。
http://www.atelier-n.com

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ネコ用ドア

Eizaneko01web特別なものではありませんが、猫用ドアの取付け事例です。

左の写真は室内ドア部。

猫用ドアは現在いろいろなものがありますが、モノによっては猫がドアに挟まれてしまって動けなくなったというものがあるそうです。

選定にあたっては一番気をつける必要がある所のようです。

Eizaneko02web左と下の写真は外部との出入用。

Eizaneko03web

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2008年8月14日 (木)

夏休み

Umiweb

今週前半に早めの夏休み(お盆休み)をとりましたsun

今年の夏は週末ごとに子供達それぞれのキャンプや合宿等があり、なかなか予定が立たず、「安」「近」「短」の夏休み。

1日は妻の実家近くの海へcancer、2日目はやはり実家近くの古墳公園へ。

平日のせいか海も比較的静かで人も少なめ。

Kohunweb_2公園はもともと訪れる人の少ない所ですが、暑さもあってこの日は人影が全くなく、独占状態。

整備された芝で覆われた古墳ですが、雑草が生え始めていて、一歩歩くごとにバッタが飛び、時折アマガエルが跳ねるという都市周辺では考えられない自然が残る所です。

Tomboweb炎天下の中、子供たちとバッタ採りとサッカーを楽しんできましたsweat01sweat01

子供の成長と共に、家族での旅行も少しずつ減り始めているのは、残念ではありますが、しかたのないことですね。Semiweb

夏のイベントとして、私としては、花火見物にも行きたいのですが... (子供より私の方が花火好き?)

ところで先日、長男のサッカー合宿後、仕事を休んで参加頂いたコーチのひとりにお礼のご挨拶をした所、
「有給休暇を全て使わないといけないので...」との事。
自分が設計事務所というなかなか休みを取れない職種であることは認識しているつもりではいるものの、今だ唖然とせざるを得ないものがあります。

世の中の休みの多い人、休みを取れない人。

今更ではありますが、明らかに2極化している現実を見た気がします。

好きなことを仕事にしているので、これもしかたないですねsweat02

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手形-家づくりの記憶

Yokotegataweb

公共施設等では一般に、建築の記憶(記録)のひとつとして「定礎」というものを建物の一部に残します。
住宅ではまず見かけないものですが、住まいにも、建築の記憶を残す為の行為として何らかのものがあっていいと思っています。

写真はご家族の手形を残したものです。
外構工事の最後に、ご家族の皆さんがコンクリートの土間に手形を入れました。

このお宅は、ご家族が「ものづくり」に非常に積極的に参加される方たちで、コンクリート面や屋外木部の塗装は、私もお手伝いをしましたが、建て主さんによるセルフビルドにて仕上げました(予算上の問題もあったのですが...)。

自分で塗装をしたり、手形を残したり、このようなことから家への愛着が生まれ、完成後も家を大事にしながら付き合ってくれる。

この手形は「建築の記録」の一例ではありますが、家づくりのお手伝いをさせて頂いた設計者として、また設計者としてだけでなく一緒に家づくりを楽しませて頂いたひとりとして、本当にありがたく、また家の将来も楽しみに思わせて頂ける出来事でした。

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2008年8月11日 (月)

収納-和室の壁面収納

収納について、その6。

今回は和室(たたみの間)。

和室に押し入れや仏壇棚等の収納を設ければ設ける程、布団部屋のような狭苦しい雰囲気のインテリアになってしまうものです。
また、TVやエアコン、パソコン等を設置したりした途端に、更に狭苦しく、「和」の部屋とはいえないものになりがちなものです。

また一般に、壁面のない部屋というものは落ち着く場所がない部屋ともいえます。

今回ご紹介する部屋はこれらを意識しながらも、充分な収納とすっきりとしたインテリアとすることを心がけたたたみの間です。

Neriwaweb

まず左手の壁面は全て押し入れ。その上部の隅にエアコンを格納しました(ルーバー部)。

一見すると壁面に見える押し入れです。

正面は左手が地袋。右手が仏壇収納と天袋。

右手は掃き出し窓が写っていますがその手前にパソコンとオーディオ類を格納する為の壁面収納を設けた部屋です。

壁面も収納扉も全て同じ素材(「栓」という木です)で仕上げ、更に天井も木製(桧)で仕上げた白木によるインテリアとしたものです。

素材を極力限定し、取手を無くし、更に和室特有の枠や長押、欄間といったものを全てなくし、収納の全てを壁面収納で統一したものです。

これにより、6帖程度の部屋ではありますが、すっきりと広く感じる部屋、「和」の雰囲気をしっかりと残す部屋としたものです。

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ps.

次回の「収納」は、「片づけやすい家」をテーマに、その考え方や設計手法をご紹介しようと思っています。

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収納-踊り場の本棚、他

収納について、その5。

今回は階段の踊り場です。

踊り場は比較的スペースを確保しやすい場所で、また2階の諸室間の中心的な位置となることから、家族共用の物を置く場所としては非常に便利な所ともいえる場所です。

Miyafu2f01web左の写真は踊り場の脇に設けた家族共用の収納棚です。

大きな収納スペースではありませんが、カウンター状の天板下部を利用したもので、踊り場に広がりを持たせることにもなっています。

Kichikaid04bweb_3右の写真は、ふたつの子供室の入り口脇に設けた収納棚です。

廊下を挟んで右手(階段側)は飾り棚で、お子さん達の工作類を展示、保管する棚。

左手は家族共用の書棚+さまざまな大きさのものを収納するための収納棚です。

Hann2f1web_2左の写真は、踊り場に書棚を設け、本を立ち読みしやすいように天井にトップライトを設けたものです。

Komshun04web_4右の写真も上記と同様の用途の場としたもので、かなり大きめの本棚とし、ガラス扉と共にトップライトを設けた踊り場(廊下)の書籍スペースです。

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2008年8月 8日 (金)

収納-畳下収納

収納について、その4。

今回は畳下の収納について。

Hannshun1web_2「たたみの間」の畳下部に、畳よりもひとまわり小さめの箱をつくり、引き出しとしたものです。

左の写真程度の大きさであれば、引き出し用の金物(3段レール)を使用。更に大きい場合には箱の下にキャスターをつけたものとします。

たたみの間の床が他の部屋よりも一段高い場合に限定した収納形式です。

Ichi2fdin02webバリアフリーの観点からは床をフラットにすることもひとつの手法ですが、
「フローリング面の綿ぼこりがたたみの間に入りやすい」、
「他の部屋の人との視線が合わない」
という理由でたたみの間の床を一段上げるのも住まいづくりのひとつの手法といえるものです。

なお、この場合の段差はベンチの高さと同じ。
35~40cmです。

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2008年8月 7日 (木)

収納-仏壇収納

収納について、その3。
今回は仏壇の収納について。

仏壇は、常に見えるようにしておく人、普段は扉を閉めておく人、人目につかない位置におく人等、人によってその扱い方に大きく差があるもののように思います。

ここでは、どのような部屋や位置に置くかということではなく、時として仏壇を隠したいという場合の例をご紹介します。

「来客時に仏壇を隠す」とか、「日常的に仏壇を隠す(必要な時だけ開ける)」といった場合です。

Kog1fwaweb

上の写真は、床の間の床柱脇に設けた仏壇収納です。
フリッパードアとすることで、扉を収納棚内に格納することができるものです。

Eishu06web左右の写真は、リビング(洋室)に設けた仏壇収納です。
上記のものと同様、フリッパードアを使用しています。

左が扉閉鎖時

右が扉開放時Eishu08web

下の写真は、左手が地袋で右手中間部が仏壇収納、その上部は天袋としたものです。

Neributsudanweb

いずれの収納棚も、以前このブログで記載した地震対策用金物「セイフキャッチ」を使用することで、取手のないシンプルですっきりとした収納としたものです。

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夏の雲

Natsugumoweb

ここ数日の怪しげな天気から、今日は本当に夏らしい空になりましたね。
きびしい暑さではありますが...

夏の雲は私が一番好きな雲

子供の頃、多分5~6才前後かと思いますが、夏休みの昼下がりにはよく昼寝をさせられました。
寝つくまでの間、開け放した窓から雲を眺め、その形にいろいろなものを当てはめていたのがこの時期の雲。

変わっていくものと変わらないものがある中で、これはまさに変わらないもの。

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