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2008年5月30日 (金)

リフォームと2世帯住宅

ここ数年、2世帯住宅と共に建築家が手がける住宅のリフォーム事例が増えてきたように思います。

私の事務所でも同様ですが、ご両親の実家を2世帯住宅に建て替える、或いはリフォームするというお話が増えてきました。

都市部においては新たな宅地がなかなか見つからないこと、親の支援を受けての子育てをしながら仕事を続けたいという人が増えたこと、家を建てる世代の人の経済的な理由といったことが主な要因かと思われます。

以前は住宅のリフォームというと、リフォーム専門業者が主役だったのではないかと思います。

しかし、設計者が手がける機会が多くなったってきたのは、多分、耐震補強や高断熱化も含めて家全体の大がかりなリフォームを行うケースが増えたこと、デザインを求めるリフォームが期待されていること、また手抜き工事がないかしっかりとした監理が求められていることといったことによるものかと思われます。

そのようなことで、リフォーム関係のTV番組も多くなったのでしょう。

かつてのスクラップアンドビルドの時代から、リフォーム、リノベーションの時代へと移行しつつあるのを感じさせるもので、また核家族化の時代から、新たな親と子の世帯の関係性を感じさせるものです。

西欧では、住まいにしても家具しても代々受け継ぐのは比較的あたりまえのこと。

親世帯と共に暮らすのも一般的。

そのような意味では、日本の住まいや住についての文化も、ようやく落ち着き始めてきたといえるのでしょうか。

いずれにしても、モノをしっかりと造り、使い続ける意識が出てきたことは、今日求められるEcoともつながっていくことでもあり、好ましいことではないかと考えています。

そんなことを考えていた今日の夜でした。

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