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2008年5月16日 (金)

四川大地震

私の初めてブログが、いきなり重い話題になってしまいますが、今最も気になる話題なのであえて取り上げました。

今回の中国での震災では、被災者が1000万人、死者が5万人を超えるだろうとの今日のニュース。何とも痛ましい限りです。

今回の地震は、山岳地であること、九州よりも広い範囲での被害であることが特徴的ですが、あまりにも多くの家屋の倒壊が見られ、何万人もの人々がここで生き埋めになっている状況は、建築にたずさわる者のひとりとして非常に心が痛むものです。

「建築は人を自然から守るもの」

という、最も根源的なことが、未だできないでいることはどういうことなのか。

5000年の歴史を持つ中国にあって。

宇宙へも行くことができる技術をも得た人類にあって。

貧しさ故として片付けてよい問題なのだろうか。

阪神大震災でもそうでしたが、見るからに壊れやすそうな建物、いい加減に造られた建物は、正直に倒壊しており、決して他国の問題ではありません。

今回の中国の建物もそのほとんどが見るからに耐震性に問題があるもののようです。

個人的には、日頃行っている住まいの設計や監理において、これで地震に対しては大丈夫と自信を持っていますが、これはあくまで恵まれた環境が整った自分の周囲でのこと。

コストの問題、行政の問題、技術レベルの問題等々、さまざまな要因があるでしょうが、3匹の子ブタの物語同様、結局は住む人、造る人の意識の問題に行き着くようにも考えられます。

建築が「人を守る為の器」として、最低限のこと、当たり前のことができるようになることを願わざるを得ません。

間違っても建築が凶器なる等ということはあってはならないはずです。

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