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2008年7月29日 (火)

明るい家-トップライト

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<パンタグラフ式トップライト>

私が手掛ける住宅は都内の住宅が多いこともあり、陽当たりの条件の良い敷地ではないことが多いのですが、その場合であってもそのほとんどで

明るく、風通しの良い家

が求められます。

ここで採用することが多い手法のひとつが、

家の中央(屋根の中心部)に大型のトップライトを設け、ここから各諸室に光を導き、ここから家の暖められた空気を煙突効果により逃がすことで通風を図る

というものです。

そこで使用するのが、パンタグラフ式のトップライト。

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(左の写真は、吹き抜け上部に固定式と可動式を2基使用した例)

通常、住宅で使用されるトップライトのほとんどは、固定型か或いは一辺が固定された跳ね上げ式です。
しかし、固定式では換気ができず、跳ね上げ式であっても雨が降ると雨が吹き込んでしまうものである為、結局はあまり開けることがないということになってしまいます。

パンタグラフ式のものは主に非木造のビル等で使用されるもので、木造に使用する場合は取り付けにひと工夫が必要なものですが、トップライトが垂直に上昇するので、余程の雨でなければ雨が室内に吹き込む心配がありません。
また四方が開放されるので、少し上げただけで充分な換気が可能です。

このトップライトの作動は電動式と手動式がありますが、通常は電動式を採用しています。
それでも10年以上前から採用していても、未だにメンテナンスが必要になった事例はありません。

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また、3重構造による断熱性能を有するものを採用している為、私の自宅でも使用していますが下部が温室のようになることもありませんし、トップライトに結露が生じたこともありません。

(右の写真は、上部にトップライトを設けた私の自宅のダイニング。曇天でも照明不要の明るさです。)

住宅用のものに比べると若干コストがかかるものではありますが、家に求められる主要なご要望を満足させる為のものですので、ここにはしっかりしたものを採用すべきと考えているもので、

「明るい家づくり」の為の手段のひとつ

として、私の事務所の定番品に加えているものです。

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