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2008年8月22日 (金)

家の構造の選択 その2

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前回は木造とRC造の比較を記させて頂きましたが、今回は
木造とRC造の混構造
について。

先に記したように、木造、RC造にはそれぞれのメリット、デメリットがあります。
これらそれぞれのメリットを活かす方法のひとつとして、「混構造」があると考えています。
必要に応じて、ひとつの建物で構造を使い分けるものです。

私の自宅は木造とRC造との混構造です。
1階をRC造、2階を木造としたもので、建物内外の遮音性やコストといったニーズを両立、バランスをとることを意図した結果によるものです。

ご参考までに、上記のような混構造にすることによって可能になったメリットを挙げると、
1階足元廻りに木材を使用していないので、
・外部と1階の床をフラットにすることができ、庭が広く見え、バリアフリーという面では非常に良い
・1階の床が低いので、高さ制限の中で、比較的ゆったりと階高(天井高)が確保できる
・1階の床下が2重ピットなので、床下からの湿気が全く心配ない
・土台が2階の床部なので、土台や柱足元の腐食の心配がない
といったことと共に、
・全面的にRC造とするよりもコストを抑えることができる
・RC部は外断熱工法を採用することができ、非常に安定した温度環境が確保された
といったことが挙げられます。 

住宅では一般的に、木造のように構造計算をせずに建てられる住宅が圧倒的に多い中で、構造計算が必要になったり、現場の職種が増える、工事費が余計にかかるといった理由からだと思いますが、あまり使われることの少ない工法です。

しかし、部分的にRC造の特性を活かした住まいにしたいといったニーズがある場合には、非常に有効な手段と考えているものです。

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