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2008年8月19日 (火)

収納-片付けやすい家2

収納について、その8(「収納計画」についての第2回目)。

前回は収納計画として全般的な見解を記させて頂きましたが、今回は収納棚そのものについて。

原則としてモノの収納場所は、
「必要な物を必要な場所の近くに片づけること」
が基本だと考えていますが、
「その間口と奥行きをどのように決めるか」
ということも非常に大事なことだと考えています。

モノに対して奥行きの深い棚というのは、まずモノを「奥と手前」「奥と中間と手前」といったように何重にもモノを置くことになってしまうものです。
そのような意味では収納棚は、必要最低限の奥行きを定め、とにかく

奥行きを薄く、間口を広げること

が最も大切なことと考えています。

奥にしまったモノというのはまず見ることがなくなり、2度と取り出さないもの。
死物になってしまいます。
死物を置いておく場所があることは、住まいを狭くしてしまう要因ともいえるものです。

例えば洗面所。
洗面に必要なモノはほとんどが小物類で、タオル等もたためばそれほど奥行きは必要ありません。
そこで私の設計する家では、奥行きは20センチ程度として、間口を広げる為にできるだけ造り付けによる壁面収納とするようにしています。
これは脱衣場であっても同様です。

中にしまったモノの見やすさ、取り出しやすさといったことからは、

極力薄く、間口が広い収納棚を設けること

これが
「片付けやすく使いやすい収納計画」
であり、
「住まいの中にムダな場所を造らない」
ことだと思っています。

また、これらの為には
「既製品の組み合わせによる家づくりではなかなか実現が難しいもの」
「家だけでなく、収納場所も設計すべきもの」
ということも付け加えておきます。

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