ビックリ-ご近所の工事
ご近所で某メーカーさんが建てている地下付住宅のお話です。
週に2~3日程しか稼働していない不思議な現場なのですが、今日通りがかって
ビックリ
アンカーボルトが...
使用しているボルトのほとんどがM12(径)かそれより細めのもの。
細いものはM8?
(高張力鋼か何か?)
アンカーボルトで8φ等というものがあるのも知りませんでしたが、驚くのはこれだけではありません。
ホールダウン金物らしきものが
ない
在来工法の住宅では、最低でも建物の4隅には入れるべきホールダウン金物(通常はM16)。
この住宅は、在来工法ではなくパネル工法の住宅のようで、多分ホールダウン金物が不要というものなのでしょうが、それにしても全体的に脆弱に見えるもの。
パネル工法とはいえ、基礎と上部構造との緊結方法にさほどの差があるとは思えないのですが...
大手メーカーさんによる工事なので、多分独自の計算に基づくもので、申請も通っているものでしょうが、在来工法に慣れた私にとってはあまりに信じられないもの。
「安全率を充分に見込む」という考え方ではなく、
「必要最低限の仕様でできるだけコストをおさえる」という姿勢を見たような気がします。
もちろん「無駄を省く」ということは大事なことですが...
とにかく職人さんがいることが少ない現場ですが、近々サッシもついた大きな壁パネルを持ってきて、1日で家の姿をこの町に姿を現し、
またビックリ
させられることでしょう。
↓この記事に興味を持たれた方、アクセスランキングにクリックをお願い致します。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント