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2009年7月

2009年7月31日 (金)

熱中症予防

P1010038_2現場の職人さん達には特にきびしい季節になってきました

左の写真は、現在設計監理をしている現場で、現場担当者が職人さんに配っていた飴。

熱中症予防に

というものですが、高血圧の人には気をつけた方が良さそうですね。

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2009年7月29日 (水)

見積額と施工会社の決定

現在手がけている住宅に関する前回の続きのお話です。

今回、見積もりをしてもらった施工会社は3社でした。
めったにないことなのですが、最も安い金額を提示した1位業者さんと、2位の業者さんとは、その金額の差は数十万円という僅差でした。
これが前回のお話の通り、当方の見積査定により逆転したということは前回記させて頂きました。

一方で、両者共当初予算を上回るものでした。
そこで、設計内容の一部見直しを行い、再見積もりを今回は2社にお願いしたのですが、その結果当初の2位業者さんから、1位であった業者さんより150万円以上安い金額の提示を受けました。

工事の金額というものは、施工会社によって工事種目ごとの内訳金額に差があるものですが、今回はそれが大きく影響したものです。
設備工事が安い会社、家具工事が安い会社...等
施工会社は、日頃付き合っている専門工事の下請業者さんから見積徴収をする訳ですが、この業者さんによって差が出るということです。

つまり設計内容の見直し、変更を行った項目が、今回は前述の2位の施工会社に有利な内容だったというのが、今回の金額差の主な要因として顕著に現れたといえるものです。

いずれにしても建て主の方に納得を頂ける金額となり、ようやく施工会社が決定しました。

工事金額の見積もりは、施工会社にとっても非常に手間のかかる作業ですので、非採用の通知をするのはやむを得ないとはいえ、いつも少しばかり心苦しく思うことのひとつです。
本日、選定理由や見積内容に関するコメントを明記した上で各社に通知させてもらいました。

さて、
いよいよ工事が始まります

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2009年7月 8日 (水)

逆転-見積査定と施工会社選定

「逆転」とはいっても何かの試合のことではありません。

最近行った施工会社選定における建築工事費の見積額のこと。

通常、施工会社の選定にあたっては、その物件の条件に合わせて施工会社を3社程選出し、各社それぞれに図面を渡して見積もりをしてもらいます。

15~18日間の見積期間の後に提出してもらった見積書は、建て主の方にそのままお渡しするのではなく、まず設計者がその内容を精査し、工事種別を含めて、建て主の方が理解、比較がしやすいようにした見積比較表というものを作成します。

またこの段階で、見積もりに落としがあったり認識の違いで過剰な金額が計上されていたりすると、同じ土俵上での比較ができないだけでなく、後で契約や工事段階においてトラブルの一因となる為、見積内容が設計図に基づいた内容となっているかを充分に確認をした上で金額自体にも査定を加え、その内容を建て主の方に報告をします。

また、特別な仕様や設計変更の可能性のありそうな項目を抽出して、その内容に対してそれぞれの会社がどのような金額を見込んでいるかも資料として作成、報告します。

これまでの経験では上記のような査定をしても、それにより順位が変わることはめったに起こるものではないのですが、
今回は見事に逆転
当初、最も安い金額を提示した施工会社(1位)が、2位であった施工会社と逆転しました。

施工会社の最終決定にあたっては、最も安い金額の施工会社は外そうとか、別の視点で決定される建て主さんもおられます。

設計者は、客観的な視点で状況や情報、コメント等を提示する立場ですので、この後施工者が最終的にどのように決定されるかは現時点では不明ですが、今回はかなり微妙な選択になりそうです。

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2009年7月 1日 (水)

天空光の家+しっくい塗の家

このたび「建築ジャーナル」という雑誌の発行元からの依頼を受け、

天空光の家7題+しっくいの家1題

というタイトルで、私が手がけた住宅の中で代表的なもの、このテーマがはっきりとしているものを計8件、7月号で掲載頂きました。

天空光の家は、住宅密集地でも明るく風通しのよい家とするための手法のひとつ

しっくいの家は、日本人の感性に合った住まいのひとつ

として紹介させて頂きました。

P1web_2日頃積極的に雑誌での発表をしていなかったこともあり、久々の雑誌掲載です。

今回は、個々の住宅について詳しく紹介するというものではなく、私の設計スタイルやこだわりのようなものが表現できたらという意図での紙面構成として頂いたものです。

ご興味をお持ち頂いた方はご連絡頂ければ、抜き刷りをお送りさせて頂きます。

とは言っても、HPをご覧頂いた方が実は詳しいものです。

余談ながら、
そのような意味では、新聞を含めた雑誌等の紙媒体の存在は、本当に難しい時代にはいってきていると思います。

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