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2010年2月 2日 (火)

OSCL→リボス他

現在仕上段階の住宅の木部塗装のお話です。

通常、木部は自然な色合いとする為、汚れ止めの塗装だけとして特に着色を行わないことが多いのですが、最近、着色をするケースが増えてきました。

この住宅では、木部は木目を活かしながらも着色で少し濃い色としたいというお話があり、設計段階では着色CL(オイルステインで着色して、その上にクリヤラッカーを塗るもの)とすることにしていました。

現場にて建て主さんと塗装色に関する打合せを進める中で、色だけでなく塗装の性能、耐久性、退色、メンテナンス性等の話へと話題が広がり、その結果、現場で木部に塗る塗料については、全て室内の壁仕上げ同様に健康素材としようというお話になったものです。

その結果決定した塗料は、
木製建具や枠、家具等については全て
「リボスのタヤエクステリア」という商品

一般的にはカルデットという内外装用のものを使用するのですが、調色の関係で外部用のものを採用することになったものです。

先日、この塗料の代理店の方にも現場に来て頂き、建て主さん立ち会いのもとで塗装屋さんに木の樹種ごとに試し塗をしてもらい、発色やツヤの具合等を最終確認してきました。

また、玄関の上がり框や階段の段板等については
「亜麻仁オイル」仕上げに変更。
家具やフローリング面に使用する自然塗料です。

住宅においての木部の塗装は、従来のOSCLから、徐々に上記のような自然塗料に移行しつつあるのが最近の傾向ではありますが、今回はそれを採用するに至ったエピソードでした。

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