練馬区の夏&住まい
練馬区内で生まれ育った私ですが、
子供の頃の夏は、特別に暑そうな日に
「今日は気温が30°を超えるらしい」
と言っていたと思います。
ところがここ最近は5日連続で35°以上の猛暑日だとか、先日は37.7°を超えたとか。
このような現象は世界的な傾向とはいえ、
練馬区は今や日本屈指の灼熱地帯のひとつだそうです。
練馬区をはじめ、私が住む近隣の地域(杉並・世田谷区、武蔵野市等)は、
東京の都心部に比べて内陸にあるために海風の影響を受けにくいこと
比較的大きな河川がない地域ということ
に加え、
新宿や池袋など副都心部の夏季における風下にあたることが多く、
ビル群のエアコンやオフィス機器などの熱や水蒸気、アスファルトに覆われ熱せられた空気が流れ込んでくること
が要因だそうです。
住宅においては一般に
高断熱化
が加速する傾向にありますが、
このようなことからしても、その流れは必然のものと言えそうです。
(特に練馬区周辺では!?)
しかしその一方で、
これは根本的な解決とは少し異なる対処療法的な発想とも言えるもの。
以前、シックハウスが問題になった際、この対策として建築基準法で定められたのは24時間換気というものでした。
つまり常時機械に頼って、室内から問題となる成分を排出するようにというもの。
まさに対処療法的な発想のもので、根本的な解決とは程遠いものでした。
(現在もこの法規は変わっていません)
前述の高断熱化に関しても、
「省エネ仕様」とすることでエコロジーに...というものではありますが、
何かおかしいですよね。
便利で快適になった現在の生活スタイル
更なる快適さを追求する現在の傾向
ではありますが、
子供たち、そしてその子供たちのことを考えると.....
抜本的な対策の必要性
快適さの見直し
を感じるものです。
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