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2010年9月

2010年9月30日 (木)

オープンハウス-練馬の自邸(2世帯住宅)

Ntei1fweb_2自邸の公開の第2回目です。
(第1回目はこの7月でした)

今回ご案内する住宅は、新築の住宅ではなく、
築15年となる設計者自身の自邸です。

家は家族と共に時を共有していきます。

時間の経過により変わっていくものと変わらないものがありますが、
時を経過した住まいをあえて公開させて頂くものです。

構造は1階がRC造、2階が木造という混構造です。

~今回のオープンハウスの意図~
今回の見学・説明会の趣旨は、新築直後の真新しい住宅ではなく、
それなりに時を刻みつつある住宅をご覧頂くことで、

家づくりにおいて本当に大切なことは?
住みやすく質の高い住まいとは?
長持ちする住まいとは?

すっきりと片付けやすい家とするには?
明るく風通しの良い家とするには?

といった住まいに本当に必要なものを考えて頂くきっかけにして頂ければ
と考えているものです。

Ntei2fweb_2これまで、さまざまな雑誌や書籍に掲載された住宅ですが、
お申し込みを頂いた一部の方に限定して、日程調整を行った上でのみ公開をしてきた住宅です。

今回は、1日ではありますがもう少し気軽に見て頂こうというものです。

今回の見学会が、これから家づくりを計画する方や、現在家づくりを開始している方々にとってのご参考になればと思います。

<日時>
開催日 : 2010年10月16日(土)
時 間 : 10:00~18:00

(上記の日時以外をご希望の方はメールに明記ください。これまで通り、別途日程を設定させて頂きます)

本見学会についての問い合わせやお申し込みについての詳細は下記のページをご覧頂き、このページからメールでご連絡ください。
http://www.atelier-n.com/oph-ntei.html

後日、当方よりメールにて所在地等、詳細のご連絡をさせて頂きます。

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10月の住宅相談会

10月の「家づくりの相談会」のご案内です。

来月(10月)は、
9日(土)
に開催させて頂きます。

セカンドオピニオンサービス同様
・家づくりの計画段階の方
・既に家づくりを進めている方
いずれの方でも申し込み可能です。

ご希望の方は、下記のページよりお申し込みください。

家づくり建築家による住宅相談会
(つくる側の立場ではなく、建て主の方の視点からの助言する(無料)というものです)
http://www.atelier-n.com/soudankai.html

なお、今月(9月)に開催ができなかったこともあり、10月は2回の開催としようかと検討中です。
(10月23日(土)を計画中です)

また、ご相談の内容やタイミングによっては、自邸をご案内することも可能です。
http://www.atelier-n.com/oph-ntei.html

以上、「お知らせ」でした。

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2010年9月24日 (金)

玄関のベンチその2

猛暑が続いたこの夏から一転して、今日は肌寒い程ですね。
(体調管理には気をつけましょう)
また、今年の秋は期間こそ短いものの、例年以上にきれいな紅葉となるそうです。

先般お引き渡しをした住宅のご紹介の続きですが、今回は
玄関のベンチ

玄関のベンチは、玄関内に設けるケースと外部に設けるケースとがありますが、さまざまな家で提案をして好評を頂いているものです。

以前、このブログでいくつかの事例をご紹介させて頂きました。
http://atelier-n.tea-nifty.com/blog/2008/09/index.html

今回のものは、おそらく今まででは最もコンパクトなものですが、
外部で使用する小物を入れておきたい
というご希望があり、
収納ボックスとしての機能を付加したベンチ
としたものです。

Skksyubench01web

Skksyubench02web

腰をかけることは可能ではあるものの、小さなものですので、
玄関の鍵を開けたり閉めたりする際の
手荷物の一時置き場
としての利用を主に想定しているものです。

天板、幕板(扉)ともにタモの無垢板。

質感の良さと同時に、非常にしっかりとしたものです。

なお、左手の玄関扉はやはりタモ無垢板貼の木製建具(防火認定品)。
これにHORIの丁番、錠前、レバーハンドルをつけたものです。

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2010年9月21日 (火)

住宅展示場とセミナー

昨日は、今月上旬にこのブログでも記したセミナーに行ってきました。

住宅展示場の企画・運営会社からの依頼で、敬老の日のイベントとして
「家づくり」と共に「2世帯住宅」
に関する話を講師としてレクチャーしてほしいという依頼を受けたものです。

実は私、住宅展示場にはこれまでほとんど行ったことがありませんでした。
(展示場に行った人の話を聞く機会は多いものの...)

同じ家をつくる業界に属していながらも、その立ち位置が異なることによるものなのでしょう。

セミナーは午前と午後の2部。

定員(小人数)制ということもあって、アットホームな雰囲気のもと、レクチャーの後も参加者の方々といろいろな話をさせて頂いてきました。

おそらく、利害関係のない第3者として、お互いに気軽な立場同士だったからなのだと思います。

ところで、話は住宅展示場に戻りますが、

せっかく来て時間もあるから、いくつか見て回ってみよう。
と思い、敷地内を歩いてみたのですが、

どうしてこんなにどこの家も玄関が大きくて威圧的なの?
どうして玄関廻りに植物が少ない?
・・・・・など

何とも入りにくいな~

ということで、まずは玄関の手前で入るのを躊躇してしまい、
結局、窓から中の様子を伺うだけになってしまいました。

このように思うのは自分だけ?
これが今の主流で当たり前?

などと、玄関廻りに限らず、さまざまな事を考えさせられた一日でした。

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キッチンのごみ置き場

今回はキッチンのごみ置き場について

キッチンは特に建て主さんごとに使い勝手に対するご希望が異なる所です。

今回のキッチンは、
・ご夫婦が一緒に立つこと
・機能性重視
・対面式でもダイニングとは独立

といったことが主なご希望でした。

これは決して特別なことではありませんが、やや特徴的なことは、
ごみ置き場についてでした。

ごみ置き場は通販で購入する
分別用ボックス
を使用するので、そのためのスペースを確保してほしいとの事。

これによってできたキッチンが写真のもの。
正面の白いボックス(分別ボックス5ヶ)の部分が、このゴミ置き場です。

Skksyukitch01web2

キッチン脇を出窓状にスペースを広げて、窓下にこの分別ボックスを納めるようにしたものです。
(出窓状といっても、床まで使用する場所ですので法的な床面積には算入されます)

なお、写真の左手(キッチンバック)は造り付けの作業カウンター。

その下部はキャスター式の炊飯器台。

家具屋さんに製作してもらったものです。

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2010年9月17日 (金)

明るい家-ガラス床その2

ガラス床を用いて上階の自然光を下階へ

Skkyukagra04web

これも、以前このブログで記載した手法
http://atelier-n.tea-nifty.com/blog/2008/07/index.html

今回は、上階のトップライトを設けた洗面室から、下階のダイニングに光を導くというもの。

直射光を直接下階へというものではないので、決して劇的に下階が明るくなるというものではありません。

しかし既製品の60センチ角のガラスでも、ある程度の効果は期待できるものとしてのご紹介です。

上の写真は、トップライトにより明るい上階の洗面脱衣室の床にガラス床を設けた状況。
(ガラスは床用のノンスリップガラスです)

下の写真は、ガラス床を下階のダイニングから見上げた様子です。

Skkyukagra05web2

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2010年9月16日 (木)

枠なし引き戸その2

枠なし引き戸

かなり以前から使っていた建具納まりではあります。

ご参考までに、以前の記載はこちらです↓
http://atelier-n.tea-nifty.com/blog/2008/10/index.html

しかしこれまでは、主要な出入り口の部分等、比較的大きな開口部に使用してきましたが、今回はむしろ小さな開口部に使用してみたものです。

場所は、ダイニング~キッチン間の目隠し戸。

Skkhikido01web

Skkhikido02web

この家では、
「ダイニング側からキッチンが直接見えないようにできるようにしたい」
というご希望がありました。

そこで配膳カウンターの上(ダイニング側の食器棚の上)に引き戸を設けることにしたのですが、この戸を部屋のアクセントとして、少し象徴的に見せるようにしたものです。

戸の表面(ダイニング側)は家具用のレザー貼。
裏面(キッチン側)はメラミン化粧板貼とした戸です。

引き戸上部の枠や戸当たり用の竪枠をなくし、
いわゆる「引き戸」という感じではなく、
独立したパネルが動くもの
としたものです。

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2010年9月15日 (水)

収納-畳下収納その2

この1年半あまり手がけていた「関町北の家」。
先日、HPの実例ページにて公開させて頂きました。

この住宅での特徴的な内容等について、
またしばらくの間記していこうかと思っています。

まず最初は畳下収納

Hannshun1web畳下の収納は、これまで通常は
引き出し形式
がほとんどでした。
(以前、このブログでも紹介させて頂いたものです)

これだと日常的な出し入れの操作性は良いものの、
どうしても間口や高さ等に制約が多くなります。

今回は、開閉の操作性よりもより多くの収納量を確保することを目的とした収納形式としました。
(季節モノや、めったに出し入れをしないモノの収納ということになります)

Skksyutamo01web

Skksyutamo02web

写真のように、
畳そのものを持ち上げるというもので、これだと畳の大きさ以上の広さとすることもでき、深さも床下のスペース全体を使うことができます。

今回の住宅の「たたみの間」は、畳をカウンターの座面と兼用するもので、畳は1枚半という小さなスペースです。

この畳を一枚上げることにより生まれるスペースは、
巾75センチ、奥行き225センチ、深さ70センチ
という大容量の収納スペース
(押し入れに近い感じです)

この形式で気を使ったのは、主に2点。
・内部の結露対策
・畳の軽量化

内部の結露対策としては、ベタ基礎の上に載る収納スペースの為、この収納スペース全体をまるごとくるむように断熱を施しました。
断熱材は外壁廻りと同じ仕様で、水発泡のウレタン断熱材75mm。
更に、室内との通気穴を収納スペースの両サイド2ヶ所に設けました。

畳に関しては、薄畳(15mm)を使用。
畳の脇の木部に回転引手(2ヶ所)を埋め込み、この引き手のある面を持ち上げるものです。

しかし軽量化をしたといっても、床下収納ほど使用するのに無理な姿勢ではないものの、高齢の方には無理のある重さ、形式と思われるものではあります。

更に軽量化をはかるには、フレームをアルミで造るとかダンパーを取り付けるといったこともあるでしょうが...
少し大がかりになりますね。

なお、前述の通気穴がないと非常に密閉度の高い収納となりますので、畳を上げるのには必要以上の力が必要になります。
(ワインの栓を抜くのと似たようなことです)

そのような点からも前述の通気穴は必要なものでした。
(ご参考まで)

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2010年9月14日 (火)

四ッ谷での昼食、他

今日は所用で四ッ谷へ。

久しぶりの四ッ谷でしたので、お昼をここで食べて行こうということで、かつて連日お昼に通っていたお店
嘉賓(広東料理)
に行ってきました。

201009141250000_2ここのオススメのメニューは、
カキソース和えそば&中華粥
五目チャーハン
五目ヤキソバ
日替わりのかけご飯

等、いろいろとあります。

迷いながらも私が注文したのは、私にとっては中毒(?)かと思う程、かつてよく注文していた定番メニューの「五目ヤキソバ」。

数年の間に、味も量も少し変わっていたものの、やはりこのお店の味。

せっかく行った四ッ谷でしたので、
もう一件寄っていこう
というのと、
手みやげが買える店に
ということで、少し足をのばして
わかば(老舗のたい焼き屋さん)
に行ってきました。

実はこのたい焼き屋さん
夏季限定でかき氷を食べることができます。

もともとアンコがおいしいお店。
(塩味が効いたアンコです)

201009141302000当然、注文するのは「氷あずき

アンコもいいのですが、ここのかき氷の良さは「フワッとした氷」

550円と高いのですが、ひと夏に一度は食べたいもののひとつ。

是非一度行ってみては、とオススメできるものです。

この季節なので行列はないものの、相変わらず客足は絶えていませんでした。

かき氷を食べている間にたい焼きを包んでもらい、立ち寄ってきたのは私の古巣。

201009141322001古巣の前川事務所(長年お世話になりました)に顔を出し、
ついで(?)に
下階の横山事務所(故、横山不学氏の構造設計事務所)、
柳事務所(柳宗理さんのアトリエ、柳先生は95歳になられたとの事)にも顔を出し、
地元のものながら手みやげをおいてきました。

久しぶりの四ッ谷での、
ささやかな贅沢
のひとときでした。

ところで、道すがら確認してきたお店について

ハンバーグ店「アーゴ」
焼き鳥と冷酒の「鳥せん」
がなくなっていたのは残念。

アーゴの人達はかなり前に屋久島へ
鳥せんはほんの少し前に閉店してしまったとの事。

たん焼き「忍」があるのはしっかりと確認。
(来月の夜に行く予定)

四ッ谷の街も少しづつ変わっていますね。

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2010年9月 7日 (火)

家づくりと2世帯住宅のミニセミナー

今月の20日(月、敬老の日)、
「いい家づくりと2世帯住宅のワンポイントアドバイス」
というタイトルのセミナーにおいて、
講師としてレクチャーをします。

Panfweb

今回は私も初めての経験ですが、
住宅展示場の中で行われるセミナー
(埼玉県ふじみ野市)
というもの。

午前と午後の部に分けて2回。
各回共、参加者10人程の小さなセミナーだそうです。

テーブルを囲んでの、座談会に近いようなものということです。

ご興味のある方は、以下にお問い合わせ、お申し込みください。
ハウスフォーラムふじみ野
0120-5454-95
info@smile-fujimino.com

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竣工写真撮影(2、一眼レフ)

住宅(建築)の写真撮影について(その2)

数年前、大学で設計を教えていた時の話です。

学生さんたちに一眼レフカメラを使ったことがあるかと聞いたことがあります。

その際、経験があると答えた人は皆無に等しいものでした。

また一眼レフばかりでなく、3脚についても同様でした。

子供の運動会等に行くと、お父さんやお母さんたちが一眼レフカメラを使用している姿をまだそこそこは見かけますが、コンパクトカメラが全盛の中、一眼レフは衰退の一方となるのでしょうか?

建築写真の場合、使用するレンズやフィルター等は更に少し特殊なもの。

フラッシュ撮影はまずしませんので、三脚は必需品。

特殊になればなるほど、高価なものになったり、販売すらされなくなってしまうものです。

これからの世代の一眼レフカメラ離れ。

話は少し変わりますが、
住宅の現場では、職人さんでなくても、まだ若い現場監督が工具類をそれなりに使って作業をしているのを時折見たりします。
話を聞くと、施工会社へ入るまでは工具を使うことなど家庭では皆無。
せいぜい学校の工作室で経験したことがあったぐらいとの事。

つまりは必要になれば(仕事で必要になったので)使用するというもの。

自分にとっては、工具もカメラも家庭で普通に子供の頃から使っていたもの。
(ウチは大工さんの家でも写真屋さんでもありません)
工具類はむしろ「おもちゃ」のひとつといえるものでした。
(カメラにのめり込んだのは大学に入ってからですが...)

自分で
モノの直す
直す必要のあるモノ
直すことができるモノ

が減ってきたことが要因でしょうか。

写真でいえば
バカチョンのカメラ(死語?、禁句?)に始まって、今は携帯で撮ることができる。
自分でピントも露出も設定する必要はない。

工具類にしても一眼レフにしても、プロ専用の道具になりつつある?

それでよいの?

少し心配に感じているのは私だけでしょうか...

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竣工写真撮影(1、夕景&逆光)

8月は、今回私が設計を手がけた住宅(練馬区関町の家)の竣工写真を撮影する他、
知人からの依頼を受けて、住宅の竣工写真の撮影を2件してきました。

建築写真についてはプロではありませんが、学生時代からの写真好き。
(キャリアだけはそれなり)

自分の設計した住宅は、そのほとんどを自分で撮影してホームページにも掲載しています。

自分で撮影するのは、
・自分が最も気に入ったアングルで撮影できる
・時間的に許される中で、最も日射しの条件のよいタイミングをはかることができる

ということによります。

印刷物用となるととても無理ですが、HP用であれば、私の機材と技量でも充分では(?)と思っているものです。
(プロの方には失礼な話かもしれませんが)

セミプロ(?)といったところでしょうか。

これまで個人的な趣味以外では、人の作品まで手がけることはありませんでしたが、

自分と異なる作風やディテールなどをしっかりと見せてもらうことができる

という点で、

好きな写真撮影ができたり、

人の家づくりの手法を学ぶことができる

という面では、これも「有り!?」かと思った時間でした。
(あくまで本業ではないので、時間が許せばということにはなりますが)

Tatenoyuuweb

写真は、今回撮影した夕景写真。

写真が撮れるのは、空が藍色になる夕方のわずか10分程の間に限定されます。

シャッタースピードは30秒前後。
露出を変えて撮っていたりすると1カットを撮るのに、4~5分程かかってしまいます。
そのようなことで、
1日に撮ることができる夕景はせいぜい2カット。

Kokubunyuuweb_2

とはいえ、この
10分間の緊張感
なかなかいいものです。

ところで、
今回設計を手がけた住宅は北側道路の家です。

北側道路の家というのは、外観の写真を撮るのが最も難しいものです。
終日道路側の壁には陽が当たらないので、天気の良い日には影の姿しか撮れず、しかも逆光のもとでの撮影。
曇の日では青空がないので写真映えがしない。

今回完成した住宅については、近日中にHPに掲載したいと思っています。

Skkyuu042web

そのような状況下で苦労させられた外観写真ですが、UPしたらそのような目でも写真を見て頂ければと思います。

もちろん、
写真だけでなく、この住まいがいろいろな方の家づくりの一助になればと思っています。
ご期待ください。

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オープンハウス

先月末のこと

建て主さんのご厚意により、
今回完成・引き渡しを行った住宅で
完成見学会
を開催させて頂きました。

この住宅は、
・北面(道路側)以外は隣家に囲まれていても明るい家
・傾斜地の家
・各所にワンランク上の仕様を採用
・フラット35S(省エネ等級4)仕様の家

といったことが特徴で、6月には現場見学・説明会も行わせて頂いた家です。

今回の見学会は、大盛況という程ではないにしても、比較的多くの方にお越し頂きました。

人が途絶えたのはお昼どきの20~30分と夕方だけ。
(おかげで朝に買っておいたは食べることができました(笑))

用意しておいた薄手袋も相当量消費。

Skkoph01web

建築家の手がけた住宅のオープンハウスというのは、最近は増えてきてはいるものの、社会全般としてはまだ認知度の低いものだと思います。

お越し頂いた方々から、
・やっぱり(モデルハウスなどと)全然違いますね。
・自分の家もこんなことができたら...
・雑誌で見ているより参考になることが多いですね。
・自分の家づくりが現実的に見えてきました。
・また声をかけてください。

などといったお話を最後に頂けるのは、こちらとしても嬉しいもの。

せっかく開催しても、あまりに人が少ないというのは淋しいものです。
そのような点では有意義な時間を送らせて頂きました。

Skkoph02web

写真は、皆さんが帰られた後に、この日に持ち込んだ展示資料や家具などを撮っておいたもの。
(祭りの後といった感じで、人のいない景色はやはり少し寂しげですが)

やはり、
家は人が居てこそ
のものですね。

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珍客その5

夜に私の仕事場(事務所)に入ってきたのが今回の珍客です。

虫ぎらいの人にはすみません。
(写真は拡大しないでくださいね)

Kohrogiweb 逃げ込んできたのでしょうか。
(片足がないのがかわいそう)

仕事場では鳴かないで...

と思いながら、写真を1枚撮らせてもらいました。

先の「秋雲」同様、

秋の訪れ

を感じさせてくれたひとときでした。

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2010年9月 6日 (月)

秋雲

この9月は、2週目にはいっても、相変わらずの猛暑ですね

でも夕方になると、雲が秋の気配を伝えはじめているをご存じでしょうか?

Akikumoweb

秋の雲は
「さば雲」
「いわし雲」
「うろこ雲」

とに分類されるようですが、多分今日見えていたのは「うろこ雲」。

先週の金曜日の秋雲は空に広く現れていましたが、今日は東の空でした。

は確かに近づいてきているという事ですね。

スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋.....

私はやはり

「食欲の秋」

ですね

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2010年9月 3日 (金)

完成引渡しとお礼参り

今日の午前中は、この1年半にわたって手がけさせて頂いた住宅の引渡しの立ち会いに行ってきました。

先日このブログでも記しましたが、この住宅は工事の最後にしっかりと時間をかけることができたこともあって、
残工事は全くなし。
取り扱い説明も事前に済ませていたこともあって、
引き渡しもスムーズに終えました。

ところで、
この現場は事務所から近く、普段は自転車で通っていた所。

いつもは地鎮祭もお願いした神社(氏神様)の前を通り過ぎて現場通いをしていたのですが、
今日は工事の完了でもありましたので、
報告とお礼をしておこうかと思って参拝してきました。

Jinjaweb_2

常にそのような習慣があるわけではないのですが、
前を通りがかっている以上、最後に立ち寄るぐらいは最低の礼儀(?)
かと思ったものです。

設計の依頼が増えるように、との祈願もさせて頂きましたが...

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続・続

今朝、あまりに伸びすぎた萩の枝先を切っている際、
(サナギがいたりしたので切らずにおいたのですが...)

ふ化したばかりのを見つけました。

Tyohweb

この一週間程、このあたりを飛び回ることでしょう。

この夏の観察日記でした(笑)。

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2010年9月 2日 (木)

続さなぎ

先日このブログに載せたさなぎのお話。

昨日の朝に見ると

中は空っぽ

明け方にふ化して飛んでいってしまったようです。

蝉のふ化も明け方ですが、蝶も同じ時間ような時間帯のようですね。

残念ながら、モンキチョウになる様子は見ることができませんでした。
(今朝もこの萩の回りをモンキチョウが飛んではいましたが...)

また来年

ということですね。

Sanagi2web

ところで、写真のサナギの抜け殻の上の葉っぱですが、このサナギと同じような形に見えませんか?

幼虫の時に食べ残した葉だと思いますが、サナギになった時の形に残してカモフラージュをしたような.....

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建築士定期講習

昨日は終日、新宿のパークタワービルの斜向かいのビルで行われた
建築士定期講習
というものに行ってきました。

5年前の構造計算書偽装問題の後に制度化されたもので、今回、初めての参加です。

来年までには受講しなければならないことになっているもので、来年になると申し込みが殺到しそうなことから、今年のうちに受けておこうと思い、2ヶ月程前に申し込みをしておいたものです。

2年前に受講した管理建築士講習と同様、3年ごとに講習を受けなければならないという制度ができたものです。

今回の会場は2度目ということもあって、
会場付近の様子や、おおよその要領は分かっていました。

朝、会場に行く途中のコンビニで昼食と飲み物を買っておき、昼食時間はビルのすぐ脇の公園へ。

Parkweb暑さはきびしいものの雲ひとつない青空の下で、ビル群を眺めながらのランチ休憩。
(地下にこもっていると、やはり地上がいいもので...)

写真がこの公園です。
(甲州街道のすぐ脇なのに、「渋谷区の公園」という看板が出ていました)

ビルの地下の講義室で4コマ(計5時間)の講義を受け、その後修了考査を行うというスタイルは、管理建築士講習と同じ。

5時間とはいえ、日頃「講義を受講する」などということからすっかり縁遠くなっている私にとっては、
最後の講義の頃にはもうグッタリ

修了考査は1時間で、その時間内で一級建築士は40問、二級建築士は35問、木造建築士は30問に対して解答するというものです。

この考査は完璧
(多分)

ところで話は変わりますが、
この講習にはもちろんさまざまな世代の人達がいるのですが、その中にはかなりご高齢の方や介助の人に付き添われた車椅子の方などがいました。

このような人達でも受けなければならない?
(受講しなければ資格剥奪にはならないものではあります)
と思う一方で、
自動車免許同様、3年に1回受講しなければならないのがこれからずっと続く?
(私の場合、管理建築士講習と合わせると、3年の内で2回受けることに)

そのように考えると、ゾッとしたりもするのですが

本当にそれだけ必要なのだろうか?
悪意を持って考えると、財団法人・・・協会とか・・・センターとかを潤すだけでは?
(貴重な時間だけでなく、住宅設計者としては受講に大枚(死語?)をはたいています!)
○回受けたら終了にしたら?
等と考えるのは私だけではないように思うのですが...

というのは、新しくなった制度や規定への疑問もあるためで、

定期講習を受けなくても罰則等の規定はまだ設けられていない

その一方、
建築士が死亡した後、相続人が30日以内に届け出なければならない
(怠ると10万円以下の罰則)

などという規定があったり...

何を目的とした改正と制度化?
(前述のような問題の再発防止のはず!)
そのための内容となっている?

という根本的な部分で、まだ制度としての完成度の低さが気になったものでした。
(職業倫理の確立と普及という基本理念にはもちろん賛成ですが...)

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