萩と蝶
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今朝は天気が良く、朝は用事もなかったので自宅の庭木の枝落としをしました。
わずかな時間だけではとても手におえるものではないのですが、ヒマを見つけながら少しづつ自分で剪定しているものです。
我が家では玄関や庭などの植物担当は基本的に私の役目。
無心になれること
自分の感性で枝ぶりを決めることができること
といったこともあって、私にとっては好きな作業のひとつです。
(子供の頃は大工さんになりたかったこともありますが、植木屋さんというのも性に合っているかも...)
ところで、その時に発見
ミノムシです。
スチール製の門扉にくっついていました。
子供の頃はよく見かけたものですが、私にとっては久しぶり。
とはいっても蛾の幼虫なのですよね。
ネットで調べてみたら、
外来種のヤドリバエによる寄生により生息個体が激減していて、各自治体で
絶滅危惧2類
というものに登録されるようになってきているのだそうです。
近い将来、見かけることができなくなってしまうようですね。
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今回は家の外回りのお話です。
庭やアプローチ部に関しては、建て主さんのご要望や敷地の周辺環境等によってその形状や仕上げ方はさまざまなものです。
今回のお話はそれ以外の場所。
通常は、屋外機置き場になるような場所についてです。
(いわゆる「犬走り」というような部分です)
このような場所については、一般的には、コンクリートの土間を設けることが多いかと思います。
(土のままとするケースも多いでしょうか)
あまり関心のない場所とも言えるかと思いますが、私はこの部分は意外と大事に考えています。
これは、
家の中の明るさUP
防犯対策
に関連するものと考えていることによります。
室内(特に天井面)の明るさは、外部の床から反射した光によってかなり影響されます。
(土のままだとその反射はほとんどありません)
そのようなことからは、反射率の高い素材、明るい素材で仕上げることがよいといえます。
また、外を歩きにくいことは当然ドロボウ対策になると考えます。
そのような点ではコンクリートなどではなく、歩くと音がするものがよいと考えています。
そのようなことで私が手がける住宅での外部の床仕上の素材の多くは、
白砂利。
(いろいろな白砂利の中でも特に白味がはっきりした石としています)
白砂利の下部は砕石敷きとしているのですが、時折雑草が芽を出すのが欠点といえるでしょうか。
(抜きやすいような弱々しい生え方ではありますが)
しかし、特にこの下に給排水管等の設備配管が埋設されているような場合、
改修時等にコンクリートを剥がす必要がないといった面でも、
将来のメンテナンス上も有利な仕上げ方だと思っています。
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「室内に洗濯物を干す場所がほしい」
ほとんどの住宅で、ご要望としてのお話を受けることのひとつです。
これまで
洗面脱衣室にそのスペースを設ける他、
高天井の廊下に昇降式のパイプを設けたり
南面する部屋の窓の内側に物干しパイプを設けたり
などと、ケースごとに提案や対応をしているものです。
今回は、もともと
「洗面脱衣室は2階南側のバルコニーに面した位置に」
というご要望がありました。
これは、洗濯場からすぐ外に干すことができるようにしたいということが一番の意図によるものでした。
そのようなことから洗面脱衣室は、明るく日射しが充分にはいる場所になるのですが、
更にこの洗面脱衣室に設けた物干場の直上部にトップライトを設けたものです。
おそらく私がこれまで手がけた物干場の中でも、
最も明るく陽当たりのよい場所
といえるものです。
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家づくりにあたって「スケッチ」を描くことは、
住宅の設計を考えるにあたって
建て主さんへの説明にあたって
それぞれに非常に有効な手段となるものです。
このたびHPに実例を掲載させて頂いた家の建て主さんから、
「HPにおいて設計の最中にやりとりをしたスケッチを掲載されては?」
というお話を頂きました。
「完成した住まいが、これまでいろいろなスケッチで説明を受けていたことで、考えていた通りのものになった」
「コンピューターによる3D画像などより分かりやすい」
といったことから、
スケッチで説明を受けることの良さを、他の建て主さんにも紹介されては?
ということによるお話でした。
これまで、ほとんどご紹介をすることがなかった私の「スケッチ」ですが、
今回ここ数年のうちに手がけた住宅で描いたスケッチからセレクトして、完成写真と並列させた紹介ページを作成しました。
http://www.atelier-n.com/sketch.html
ご覧になってみてください。
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10月に入り、さすがに季節はすっかり秋めいてきましたね。
昨晩はようやく、不漁による価格高騰が問題となっていた
サンマ
が我が家の食卓に上りました。
このところブログの書き込みが滞っていた先月お引き渡しをした住宅のご紹介の続きです。
今回は
玄関の収納
玄関の収納棚は、
下足ばかりでなく、
傘
鍵等の小物類
自転車の空気入れや子供用ヘルメット
レジャー用品その他の外部用品
コート類
非常持ち出し用の荷物
・・・・・等
家の中には持ち込みたくない多くの物を収納したい場所です。
そのようなことから日頃、
玄関廻りには、できるだけ大きな収納スペースを確保するように提案をしているものです。
(写真の左手が玄関の造付け収納棚)
一方、
新聞や郵便類は、できれば外に出ないで受け取ることができればというもの
だと思います。
着替えをしていない状態で外に出ずに済む
冬に寒い思いをしなくてよい
といったことの為には、外壁にポスト口を設け、家の中にて受け取ることにすればよいものです。
受け取る場所をどこにするかはさまざまなケースがありますが、多くの場合は玄関となります。
今回は、玄関の収納棚の中に投函してもらうようにしたもの。
写真の左手下部が郵便受け。
その上下が小物棚。
右手は長物入れです。
なお、棚の奧に見えるチェーンは、玄関の棚上部に設けた窓の開閉用のものです。
電動サッシであれば不要ですが、ここでは手動の窓を採用したことによるものです。
下の写真は、玄関の正面に設けたクロゼット。
内寸で間口1.1m、奥行き1.2m強のスペースではありますが、壁面全体を棚とし、その手前をハンガー掛けとすることで、
前述の品々と同時に掃除機なども収納可能な場所として、
また、日常使いや来客用のコート類の一時置き場として
ここも玄関廻りの重要な収納スペースとして計画したものです。
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