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2011年3月

2011年3月21日 (月)

続・建築家100の模型展(会期延長と巡回展示)

以前このブログで紹介させて頂いた
建築家100の模型展

好評のようで、「会期延長」並びに「巡回展示」が行われることになりました。

これまでのOZONEでの展示は5月10日(火)まで

その後、5月19日(木)~5月22日(日)まで
東京ビッグサイトで行われるスタイルハウジングEXPOにて
展示が行われるそうです。

OZONEでの展示に関してはAll Aboutにおいても紹介がされているようです。
http://allabout.co.jp/r_house/gc/377129/ 

また、スタイルハウジングEXPO2011(朝日新聞社主催による日本最大の住宅総合展示会)に関しては以下のページをご参照ください。
http://www.sdg-expo.com/

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2011年3月20日 (日)

災害派遣建築士募集

つい先程、私の仕事場に下記のような連絡を受けました。
いわゆる応急危険度判定員による防災ボランティア(公的機関によるもの)ではなく、
損害保険会社の建物調査に関する協力依頼です。

以下、連絡を受けた内容をそのまま転記、紹介します。

1.各1級建築士及び2級建築士の皆様方へ
全世界から救助隊が日本の支援のためにこられています。
ここで私たちのできることは1日でも早く被害にあわれた方の救済が早く実施されることと思います。
そこで、損害保険会社から建物鑑定をする建築士の方の要請があります。

下記の通りご協力をお願い致します。
2.被害建物の調査、鑑定に従事して頂く鑑定人(建築士)が大半に不測しております。
3.東京都心の損害保険会社に出向して頂き、担当者から被害建物の調査鑑定依頼を受けて東北地方の建物被害額を積算するのが仕事です。
4.かなりの建築士さんが必要ですので期間は3週間以上、又は長期に仕事ができる方は
1ヵ月でも可能です。
5.日当、宿泊、交通費は仕事ができる建築士さんにご説明しますが、日当計算になります。

日本科学鑑定(株)
福岡本社
〒812-0002
福岡市博多区空港前2丁目5-40(503)
TEL (092) 623-1231/FAX (092)623-1070
担当:中山徳政

大阪支社
〒572-0018
大阪府寝屋川市境橋町19-10-201
TEL (072)837-3420/FAX (072)837-3430

E-mail:jrs0119@spice.ocn.ne.jp
URL:http://www.jrs0119.com

以上の内容です。

なかなかこれだけの時間をとれる人は少ないかとは思いますが、
建築の有資格者として今回の大災害の復旧に協力できるものと思われましたので、ここで記させて頂きました。
(上記の内容並びに損保会社名、集合場所(都内)、出発日、報酬額その他に関して直接担当者から話を聞き、私なりに検討をしましたが日程面ではとても協力できるものではありませんでした。、また、上記内容はあくまで連絡を受けた内容ですので、この情報にこちらで責任を負うものではありませんが、電話やメールでのやりとりをした限りでは不信なものではないと思われたこと、また設計者として今回の災害に何かできることは?と考えている中で、このような動きを記しておくことも...と思い、あえて自身のブログに記載したものです。ご興味のある方は直接上記まで問い合わせ・ご確認ください。)

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2011年3月13日 (日)

頭上注意-瓦や天井の確認を!

先日の地震後、自分の家の周囲を見て回った人は多いと思います。

おそらく、
室内外の壁が剥がれたりヒビがはいっていないか
基礎に亀裂がないか

といったことを見た人が多いのではないでしょうか。

しかし、
地震に対して最も弱い部分、
家の構造に最も負荷をかけるのは

瓦の屋根
といえます。

今回ここでお話をするのは瓦屋根と天井についてです。

まず瓦に関してですが、私の住まいの近所で下の写真のようなお宅を見かけました。

Kawaraweb

このお宅では実際に数枚の瓦が道路に落下したこともあり、お住まいの方も状況を知っています。
(道路に面する所に「頭上注意-瓦が落下する恐れがあります」という貼り紙が出ていました)

そのようなこともあって、これを気にして住宅街を見ていると、特に棟部の瓦が明らかにずれている家を何軒か見かけました。
(練馬区や武蔵野市での話です)

軒先や棟部だけであれば、これが原因での極端な雨漏りは少ないとは考えられますが、雨水が浸入すれば下地などを腐らせる原因にはなります。
もちろん、その他の部分(平部)がずれていれば漏水の可能性が高くなるのは言うまでもありません。

木造住宅の場合、多少屋根から水が入ってもその下の木材や断熱材に水が吸収され、室内にシミが現れていないケースもあります。

だからといって放っておいて良いものではありません。

そのようなことから、
都内、或いは関東エリア(震度5強位の地域)等のように、特に住宅被害が現れていないと思われている場所の住宅でも、是非、確認されることをお勧めします。
(危険ですからご自分で屋根に上がろうなんて無謀なことは絶対にしないでくださいね。まずは近隣からの目視確認で充分だと思います)

地震後、まだ雨が降っていないこともあって気にされていない方も多いと思いますが、
ご自身の家の為にも
道路を歩く人の安全の為にも

是非、ご確認ください。

次に天井ですが、

シミがあれば、結露の跡の場合もありますが、漏水の可能性も充分にあるかと考えられます。
今回の地震後に雨が降り、しばらくして天井が濡れてきたりシミが現れたら、まずは漏水を疑ってください。
(天井点検口やダウンライトなどがあれば比較的確認はしやすいものです)

最も怖いのは、天井一面に水が溜まり、ある時一気に天井が落下するというケースです。
このようなことにならない為にも、しばらくの間は

頭上注意

をお勧めします。

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東北地方太平洋沖地震-報道のあり方にひとこと

今回の地震に関して、新聞、TV、ラジオ等の媒体ではは終日地震報道を行っています。
衝撃的な映像で見入ってしまうものの、一方で同じような場所での同じような情報ばかり。

望まれている情報は提供できているのでしょうか?

これだけ広域にわたって大きな被害が出ている災害では、無限にニュースがあるはずです。

被災地域内外の人が最も知りたいことは、何と言っても
親戚、友人、知人の安否や現在のさまざまな状況
ではないでしょうか。
(実際、私も電話等が繋がらずに安否確認ができない人がいます)

もちろん、現在の緊迫した原発の状況は世界が注視している大事な事です。
これまでの地震災害と異なる津波による大災害地の救出も急務です。
しかし、これらは責任ある立場の人達が責任を持って動くことが最も重要なことで、報道はあくまでそれらの状況を内外伝える立場。それ以上の事は直接的にはできないものです。

これらに集中して各社が同じような報道をすることよりも、
津波被害地以外の内陸部等被災地、市街地等の状況を知りたい
必要な物資や人的な支援の必要性、地域等を伝えること、等
さまざまなニーズがあるはずです。

震度7という今回の地震では、これまでの震災と同様に多くの建造物に被害が出てそこに住めなくなった人達が多くいるはずです。
また多くの場所でライフラインがストップしています。

現在の報道では、これらがほとんど扱われていないようです。
(今の報道には巾の広さも詳細な状況提供もなく、苛立ちすら覚えるものです)

もっと工夫が可能なはずです。

例えば、
取材エリアを縦割りにして、県・地域ごとに担当する局や新聞社を割り振る
時間ごとに報道する地域を分ける
それらを掌握、統括、指揮するシステム、機関を臨時に設ける
全て報道各社だけでなく、ネット等とリンクさせる
など

新たな方向性を示唆するものの一例として見つけたものに下記のようなものがありました。

SAVE JAPAN!
(ネット上に点在する都道府県別の災害救助情報まとめサイト)
http://savejapan.simone-inc.com/kanto.html

個人レベルの事は伝言ダイアル等におまかせ
個々の報道媒体が自社の判断で勝手に動く
という事ではなく

個人情報や取材方法等の確立という面でさまざまなハードルはあるかと思いますが、

病院で診察を受けた人、避難所にいる人、それ以外の人達の状況等を草の根を分けるように取材、報道をしていくことが求められているのではないでしょうか。

このような事を
「国のレベル」や「報道機関による連動」
といった形態で実施されることを期待します。

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2011年3月12日 (土)

東北地方太平洋沖地震-1日が過ぎて

皆さん、無事お過ごしでしょうか。

都内近郊ではようやくこの時間になって帰宅ができたという人も多いかと思います。

昨日起こった国内観測史上最大と言われるM8.8の「平成23年東北地方太平洋沖地震」
(名称は今後変わるかと思います)

発生後24時間以上が過ぎ、ニュースで少しずつその被害が明らかになってくるにつれて想像を超えるものだとわかってきました。

津波で町が飲み込まれていく映像や被災後の映像は、恐怖で体が凍りつくようです。

その後も断続的に各所で地震が発生していますが、
大変多くの人が被災され、今も尚救助を待っている人がたくさんいるようです。

一人でも多くの方が無事でいることを祈っています。

昨日の私は、
午後3時になる少し前に自宅の下階にあるアトリエで揺れを感じ、
まずは出入口の確保のためドアを開け、
その付近が一番安全そうな場所なので、
そこで次第に大きくなる揺れをやり過ごしたという状況でした。

その間、大きな揺れと共に隣家から道路に瓦が落下する音が...という状況

一瞬身の危険を感じる程の揺れでしたが、
今回の地震は前兆が長くて準備ができたこと
自身の設計した場所、居場所への信頼
ということで、怖さは半減されたのではないかと思います。

私の仕事場は、パソコンがずれたり積み重ねてあった書類や棚の小物類が落下する程度の被害はあったものの、まずはケガもなく無事でした。

その後は
下の子を小学校に引き取り

(全員が集まる校庭で、不安そうな子供達も多かったです)
家族や家の被害状況確認
(我が家での一番の被害は背の高いリアドロが転倒&破損)
親戚・友人をはじめ、これまで手がけた住宅の建て主さん達への電話連絡
等をして過ごしました。

横浜方面への電話がなかなか繋がらなかったものの、今日の午後になってようやく気になる人達への連絡を取り終えました。

私が手がけた住宅では、ほとんど被害らしいものはなく、まずはひと安心
(落下物ひとつなかったというお宅も数件)

下町の方のマンション(上階)にいる方々のお宅では家具類の転倒、ライフラインの切断(ガス、水道)

横浜の方では昨日の深夜まで停電

といったことがあるようでしたが、それでもケガも住まいに関わる被害もなく過ごしているとの事
(やはり地盤とか建物によって差が出ています)

一方、宮城にいる友人等とは連絡がとれない

というのが現在の状況です。

今回の地震は、私個人にとってはかつて弘前で遭遇した日本海中部地震程の揺れではなかったものの、
あまりにも広域な地震であり、
身近な人達を多く巻き込んだ地震。

住まいが人を守るための器としていかに重要なものか

地震国にあって地震は避けられないものの、
知恵と努力で被害を最小限に抑えることの重要性

再認識させられるものです。

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2011年3月 9日 (水)

アルバイト(または設計スタッフ候補)募集中

Atelierentweb 現在、私の事務所では設計作業の補助をして頂くアルバイトの方、或いはスタッフ候補の方を募集しています。

しっかりと住宅の設計を学びたいという人を求めているものです。

詳しくは下記HPをご覧ください。

http://www.atelier-n.com/stuff.html

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