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2018年9月

2018年9月27日 (木)

大泉学園の家/オープンハウス

工事が後半戦になってきた大泉学園の家が、先週末、
外部の足場が解体され、その姿を街並みに現しました。

Oig0926gen01web_3すっかり秋めいてきたこの時期、しばらく雨が続きそうなことから外構工事の工程がやや心配ではありますが、これから内・外部の仕上工事が本格化します。

今回、建て主の方のご厚意により、この住宅の完成見学会を開催させて頂くことに致しました。

以下、この住宅の概要と見学会の予定です。
ご興味のある方はお申し込みの上、ご参加ください。

大泉学園の家
~吹抜のリビングに薪ストーブがある自然素材の家~

このたびご案内する住宅は、練馬区大泉学園に建つ木造2階建ての住まいです。

周辺はまだ芝生畑や農地が残る地域にある住宅地で、
南と東が道路に面したやや広めの角地建てている住宅です。

1階には薪ストーブを設けたリビングダイニングを中心として、
ビルトインガレージやピアノコーナーがある住まいです。
1階のリビングから2階のプライベートスペースへの途中には親しい仲間が集まったり、来客が宿泊できる
掘り炬燵と床の間を設けたたたみの間を併設しています。

Oig0926gen02web基本性能がしっかりとした家
ナチュラルなインテリア
広めの庭と2台分の駐車スペースの確保

といったご要望を受けた住宅です。

造作材には無垢板を多く用い、その他内装材はタイル、石、漆喰、再生紙、自然塗料
といった自然素材を多く使用している住宅です。

今回の見学会が、
これから家づくりを計画する方や、現在家づくりを開始している方々にとって
参考にして頂けることが多いものになれば思っているものです。

<見学会日時>
開催日 : 2018年11月10日(土)、11日(日)
時 間 : 10:30~17:00

この見学会の詳細、問合せ、申込みはこちらからお願い致します。
http://www.atelier-n.com/oph-oig.html

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2018年9月19日 (水)

外壁のこて塗り仕上げ

今日の午前中は、大泉学園の家の現場に行ってきました。
外壁のこて塗り仕上げの本番の日であった為、その確認に行ったものです。

先週、現場で左官屋さんの親方と試し塗りをしてこて塗りの要領を決めてあったのですが、
それでも本番となると職人の数も増え、打合せ通りにできるかは心配なもの。

想像通り、施工を開始すると、やはり試験施工の通りには行かないところもあり、
現場でいろいろと見直すことがありました。

Oig0919sakan1web


左官材料は水の加え方や当日の天気等によっても、同じ塗り方をしても仕上がり具合は変わってくるものです。

今回の仕上げは、材料の中に混ぜてある石をコテで転がすことで表情を出すようにするものでした。
その転がし方は、方向性が無いようにするものです。

通常、左官屋さんはコテを一方向に動かすことには慣れていますが、ランダムにとか、円を描くようにとかという事には慣れていません。
それが、私が期待している仕上げ方との大きなギャップの主な要因です。

また、私が考える施工のスピードと職人さんが考えるスピードに差があるのも、難しさが生じる要因のひとつにもなっています。

結局、「これで良し」という仕上げになってきたのはお昼ぐらいになってから。

Oig0919sakan2web


半日ほど左官屋さんに張り付いて、ようやく納得できるものになったところで自分の仕事場に戻ってきました。

今週末に外部の足場解体前検査を行えば、次は足場の解体。

外構工事はこれからですが、いよいよ建物が街並みの中に姿を現すことになります。

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2018年9月 5日 (水)

台風一過/外壁のモルタル塗

昨日日本に上陸した台風はまた「想定外」のものだったのでしょうか。
関西空港の浸水も驚きましたが、錨を下ろしたタンカーが風で流されたり、至る所で車が横転したり...
暴風域とは相当に離れていた東京でも怖くなるほどの強風でしたので、近い所にいた人達にとっては本当に恐怖だったのではないかと思います。
風速50mを超える風というのは想像もできないものです。

今年の酷暑や豪雨、今回の台風など、
人間による自然破壊に対して
自然が怒っているように思えてならないのは、私だけではなく、
多くの人が感じているのではないでしょうか。

ところで、
今日は台風一過。

強風は少し残っていましたが、青く高い空でしたね。

今日は大泉学園の家の現場定例の日でした。
(風に負けずに今日も自転車で現場に行ってきました)

先週から始まった外壁のモルタル塗がだいぶ進んできて、
ようやく工事中の建物も少し家らしさが出てきました。

Oig0905web


今回の台風のニュースを見ていても、軽いパネル状の外壁材や屋根が風で飛ばされていました。
そのような点でも、やはりモルタル等のいわゆる湿式工法と呼ばれる素材や工法は見ていて安心感があるように思いました。

モルタルの外壁は通常、割れ止めにメタルラスというものを入れるのですが、
私が手がける住宅では、モルタルの中にこれと共にガラスクロスというものを入れて、2層構造での割れ止め対策をはかっています。

モルタルの外壁はひび割れが欠点として挙げられますが、これにより、ひび割れの発生の可能性が非常に少ないものにしています。

とにかく、まずはしっかりとした家を造ること。

「想定以上」という自然の驚異が日常的に発生している今日、
これまで以上に確かな基本性能を持たせる必要性を感じさせた今回の台風でした。

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