大宰府天満宮/仮殿
大宰府天満宮の本殿前に造られた仮殿を見てきました。
本殿の3年にわたる改修工事期間中に使用される仮殿を、建築家・藤本壮介氏が手がけたものです。
円形の屋根の上部に樹木を載せた大胆なデザインの建築は、建物の後方、本殿の仮設足場を隠すためと、周囲の森と一体的に背景を見せることを意図したのだと思います。
今回は珍しく、今年の5月に完成した新築作品の建築Watchingでした。
↓よろしければいずれかをポチッとお願い致します。
(アクセスランキングにご協力ください)
大宰府天満宮の本殿前に造られた仮殿を見てきました。
本殿の3年にわたる改修工事期間中に使用される仮殿を、建築家・藤本壮介氏が手がけたものです。
円形の屋根の上部に樹木を載せた大胆なデザインの建築は、建物の後方、本殿の仮設足場を隠すためと、周囲の森と一体的に背景を見せることを意図したのだと思います。
今回は珍しく、今年の5月に完成した新築作品の建築Watchingでした。
↓よろしければいずれかをポチッとお願い致します。
(アクセスランキングにご協力ください)
先日、久しぶりに福岡市美術館に行ってきました。
この美術館は、建築家・前川國男先生が設計、1979年に竣工した建築です。
私が最初に見たのは、私が前川事務所に入る前(まだ建築学科の学生だった時)、
美術館完成直後の頃でした。
広々としたエスプラナード(アプローチ広場)やエントランスホール、コンクリートはつり仕上げのインテリア、アーチ天井等をはじめ、家具や照明器具、ディテールに至るまで見どころの多い建築です。
数年前に改修されてからは見る機会がありませんでしたが、ようやくリニューアルされた様子を見る事ができました。
美術館から望む大濠公園は、公園の特等席にいるような感覚になります。
展示室を見て回った後には、周囲の自然を感じるこの美術館のロビーでひと休み。
いい時間を過ごすことができました。
↓よろしければいずれかをポチッとお願い致します。
(アクセスランキングにご協力ください)
今日は2週続けての多摩湖へ
景色は急には変化しませんが、空は時間や季節によって変化するので
晴れた日には空を見上げているのは楽しいものです。
最近は夏らしい雲が出ていたと思うと、時間の経過と共に空が高くなり
秋めいた雲に変わったりしています。
運動が気持ちのいい秋が近づいてきました。
週末は何とか時間を見つけてサイクリングを再開しようと思っています。
↓よろしければいずれかをポチッとお願い致します。
(アクセスランキングにご協力ください)
今年は特に強烈な暑さの夏。
8月中は週末のサイクリングを控えていましたが、
今日は運動不足もかなり感じていたので、久しぶりに木陰の多い多摩湖周辺を午前中に走ってきました。
このところ、気温の割には風が心地よくなってきたように思います。
多摩湖へはここ数年間よく走りに行っていますが、今日は初めて見る景色でした。
水位が低く、普段は見えない地面が見えていたり、そこに緑が繁っていたり...
多摩川水系は東京の水源としては全体の2割程度のようですが、
都が節水を呼びかけているのがよく分かるものです。
来週の関東は雨模様(秋雨前線)のようですが、
貯水量が回復するといいですね。
↓よろしければいずれかをポチッとお願い致します。
(アクセスランキングにご協力ください)
先月末に行った九州では唐津でゆっくりできるようにしていたので、今回は名護屋にあるお茶室「海月」でお茶休憩をしてきました。
お茶室と庭園の設計は、建築家吉村順三さんの事務所。
私が名護屋城博物館新築時の設計監理でこの地に在住していた際、名護屋城脇でほぼ同時期に工事をしていた建築です。
大手門からその脇にある池の脇道を少し登った位置、自然に囲まれた所にあるお茶室で、大小のお茶室があり、流派を問わずに利用できる建物です。
建物の完成・引渡しは土塗壁の中塗状態で行なわれ、竣工一年後に上塗が行なわれていました。
お茶室ならでは工程です。
私はこれまで個人宅のお茶室はいくつか手がけさせてもらっていますが、本格的なお茶室を観させてもらう機会はいい勉強にもなります。
お茶を頂いた後は、庭園をひとまわり。
静かな時間を過ごしてきました。
↓よろしければいずれかをポチッとお願い致します。
(アクセスランキングにご協力ください)
唐津から伊万里方面に海沿いの道を走った所にある棚田です。
唐津に住んでいた際に何度か通ったことがある場所ですが、
今回の九州行きでも立ち寄ってみました。
九州の西側には多くの島が点在しますが、それらの島々と海、棚田を見る事ができる場所です。
田植えを終えたこの時期、海は霞んでいましたが、眩い緑が印象的でした。
↓よろしければいずれかをポチッとお願い致します。
(アクセスランキングにご協力ください)
有田で見てきた建築をもうひとつ。
佐賀県立九州陶磁文化館(設計:内田祥哉+アルセッド建築研究所、1982年建築学会賞受賞)です。
ここも30年ぶりの来訪。
先の忠次館同様に周囲の緑が育ち、優しい佇まいと風格が増した建築を見る事ができました。
インテリアもほとんど変わらず、上質で上品な空間を巡りながら展示物を見てきました。
建築は変わっていませんでしたが、展示内容は少し変わっていて、
唐津在住時から親しくさせて頂いている唐津焼の陶芸家、岡本作礼さんの作品が展示に加わっていたのには少し驚き。
(先日都内で開催された個展でご本人に聞いた所では5年程前の作品とのこと)
建築だけでなく、その作品も写真を撮らせてもらってきました。
(許可はもらっています)
↓よろしければいずれかをポチッとお願い致します。
(アクセスランキングにご協力ください)
先月末に焼き物の街、有田に行ってきました。
30年ぶりに訪れたのは、深川製磁が造った焼き物公園の奥にある忠次館。
深川製磁のコレクションを展示する建物で、私が好きな建築のひとつです。
この建築の設計者は、建築家白井晟一氏が亡くなった後に独立をされた柿沼守利氏。
唐津にある洋々閣という旅館の改修設計を手がけられたことで知った方なのですが、
白井晟一事務所では親和銀行懐霄館(佐世保)、松濤美術館(渋谷)等を手がけられた建築家なので、手がけられた建築はいろいろと拝見させてもらっています。
忠次館は、シンメトリックなファサード、レンガの外壁、鉄や木の独特な使い方、柔らかなインテリア等、まさに白井晟一事務所の作風が感じられる建築。
最初に見た時よりも建物の3方を囲む木々も大きくなって外壁のレンガと共に風格が増し、風景に溶け込みながらも堂々とした姿を見る事ができました。
↓よろしければいずれかをポチッとお願い致します。
(アクセスランキングにご協力ください)
先週訪れた弘前での最後の写真は弘前市民会館。
市民会館は弘前にある前川作品の中にあって私が特に好きな建築です。
この建築の写真はこれまでに何回も撮影していますが、
今回は桜の季節に見たくて建物の外側を歩いてきました。
写真はお堀側からのアプローチ部。
建物の側面ですが、コルビュジェの影響が感じられる形態は独特なものがあります。
桜の色と打ち放しの壁面は、これまでの建物の印象よりも優しさを感じるものでした。
下の写真は、昨夏に訪れた際に撮ったホール棟脇からの外観です。
↓よろしければいずれかをポチッとお願い致します。
(アクセスランキングにご協力ください)
弘前市庁舎(本館)と隣接する「前川新館」です。
各棟の呼称は「前川本館」と「前川新館」。
建物名に建築家の名前が付けられるほど弘前では前川先生の功績が評価され、建築が大切に扱われています。
設計者にはこの上なく光栄な事だと思います。
写真は弘前城(追手門)前からの外観と建物の足元、前川新館のアプローチから弘前城の桜を見たものです。
↓よろしければいずれかをポチッとお願い致します。
(アクセスランキングにご協力ください)
最近のコメント